(コメント)
一般の医療では混合診療は基本的に認められておらず、
規制緩和の議題の一つとなっていますが、
虫歯や歯周病の治療などに関する
歯科治療に関しては、
現実的には混合診療が行なわれています。
健康保険は、
一部のみの自費にすることができず、
検査を含めて、全ての診療が自費になってしまいます。
混合診療の解禁を唱える方々は、
保険で受けれる部分は保険を使い、
保険適用にならない部分のみを
自費診療にして欲しいと訴えているようです。
しかし、混合診療に反対する人は、
平等でなくなるとしています。
また、記事にあるように、
治療の途中で、自費診療になるがいいかと聞かれて
嫌とは言えないような気がします。
厚生労働省の主張としては、
基本的な治療は、全て保険で適応できるとしているので、
本来は、保険診療でできるはずです。
ただ、実際には、保険でやるより、
自費の方がより良い場合もあるようです。
虫歯や歯周病は、予防が基本です。
一般的な虫歯の治療は、
治療とはいっても、進行を止めるだけで、
虫歯を元に戻せる医薬品はありません。
虫歯や歯周病の予防は、
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスを使った歯みがきです。
また、口の中のpHを下げないようにするのも重要で、
その為には、ダラダラと食べるのをやめて、
規則正しく食べるのが一番です。
食事の時間をきっちり決めるのも重要です。
虫歯や歯周病を予防して、
保険か自費かなど、悩まなくてすむように
したいものです。