2014年08月05日

こんな女性アウト!「食べ物からの歯の着色」を招くNGな食材とは


(コメント)
 白い歯は健康的なイメージがあり、
美容上も大切です。

 実は歯の色は、真っ白ではありません。、
歯は、黄色みを帯びた象牙質が半透明のエナメル質で覆われた構造をしているため、
やや黄色く見えています。

ですので、真っ白な歯でなくても心配する必要はありません。

ただ、食べ物や飲み物などによって、
黄ばんだ歯は要注意です。

食べ物や飲み物など、食品による着色としては、
コーヒー、紅茶、烏龍(ウーロン)茶、赤ワイン、コーラ、ココア、カレー、ソース、醤油、ケチャップ、黒酢、ベリー類、キムチ、たくあん、チョコレート、鬱金(うこん)などが原因となります。

食品ではありませんが、煙草(たばこ)や口紅などによっても
着色してしまいます。

着色しやすい食品を食べる時は、
汚れを洗い流すために、水と交互に口にすることが
すすめられます。

食品だけでなく、
・医薬品の副作用
・歯の乾燥
・加齢
・虫歯
・金属
・神経がない
・矯正
・全身的な原因(病気や遺伝)
・口内細菌
・歯の磨きすぎ
などが、歯の黄ばみの原因となることがあります。

最後の「歯の磨きすぎ」は特に注意が必要です。
歯ブラシで、ゴシゴシと強く歯みがきをし過ぎると、
エナメル質が削れて薄くなり、
黄色い象牙質が透けて逆に歯が黄色くなってきます。
歯が黄色くなって、余計に強く歯みがきをしてしまうという
悪循環にもなりかねません。

通常の歯ブラシでも黄色くなる可能性がありますが、
固い歯ブラシや、電動歯ブラシなどでは
更に、磨き過ぎのリスクが高まります。

更に、粗い研磨剤入りの歯磨き剤(歯磨剤)の使用によ
注意が必用です。

歯を磨くのには、やわらか目の歯ブラシで磨いた方が良さそうです。

黄ばんだ歯を白くする方法としては、
1.歯の表面の着色を落として白くする方法(クリーニング)、
2.歯の内部の着色を化学的に分解し、明るさを上げて白くする方法(ホワイトニング)、
3.元の歯の色を白い色で隠す方法(マスキング)
などがあります。
市販の歯みがき剤で磨いて、
歯を白くすることには限界もありますので、
やはり歯医者さんに行って、
相談するのが一番良さそうです。

歯が白くなったら、
着色しないようなケアも重要です。

シュミテクト、システマセンシティブ、バトラーGUMセンシティブなどのような
知覚過敏用の歯磨きには、研磨剤が少なく、歯の表面をつるつるにする効果があります。
歯の表面をつるつるにすることで、着色しにくくなります。

ただ、どうしても普段の食事などで着色してしまいがちですので、
その時は、また歯医者さんに相談しましょう。
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2014年07月28日

科学的に判明!「ぷにぷにお肉」を撃退するのはアノにが〜い夏野菜


(コメント)
夏バテなどに効果がある野菜として、ゴーヤが紹介されています。

今でこそ、ゴーヤやゴーヤーと呼ばれることが多い野菜ですが、
正式な和足は「ツルレイシ」で、
漢字では、蔓茘枝 と書きます。

茘枝(れいし)は、ライチと呼ばれる果物のことで、
イボに覆われた果実の外観と、完熟すると仮種皮が甘くなるという2つの形質が、
ライチに似ていて、
蔓性の植物であることから、蔓茘枝と呼ばれるようになったようです。

高知や宮崎などでは、もともと「ニガウリ」、漢字で書くと苦瓜と呼んでいました。

その他、ニガゴリ、ニガゴーリ、ゴーラ、ニガゴイ、ニガウイなどとも呼ばれます。

ゴーヤが一般的になったのは、
NHKドラマ『ちゅらさん』の影響と考えられています。


このゴーヤには、
“モモルデシン(momordicin)”や“チャランチン(momordicin)”が含まれ、
血糖値を下げると言われています。

更に、コロソリン酸(コロソール酸)という成分が含まれています。

コロソリン酸(コロソール酸)は、
バナバやビワ葉に含まれる成分として有名で、
これが、植物性インスリンとも呼ばれて、
血糖値を下げる作用があるとされています。

血糖値が下がることで、
ダイエットに効果があると考えられます。

更に、ゴーヤーには、
ビタミンCや、
鉄分などミネラル類が豊富に含まれていて、
お肌にも良いようです。

夏野菜のゴーヤーを食べて、
ダイエットと美肌の一挙両得です。

ただ、ゴーヤは医薬品ではありません。
いくら良いと言われても、
ゴーヤーだけ食べたのでは
意味がありません。

あくまでも、栄養のバランスを取り、
その中で、ゴーヤを活用しましょう。

また歯周病や虫歯などで糖尿病などが悪化することが知られています。
食事の後には、
歯ブラシやフロスを使って、
しっかりと歯みがきもしましょう。




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2014年07月27日

少年から232本の「歯」を摘出 インド


(コメント)
「歯」というよりも
「歯のような組織」といった方が良いようですが、
複雑性歯牙腫(しがしゅ)が取り除かれたという記事です。

歯のような組織は、大小様々あり、
文献による最高記録は、今まで37本だったので、
今回の232本は、最高記録になると考えられています。

歯牙腫とは、歯を形成する硬組織の一部または全部のものが増殖してできる混合性の良性歯原性腫瘍のことです。

腫瘍というよりも組織奇形に近いと言われています。

歯牙腫は、通常は症状が出ずに、
エックス線検査で偶然発見されることが多いようです。

腫瘍はゆっくり発育し
不格好な小さい歯が余分に生えているように見えることもあります。

小児の場合、歯牙腫は正常な歯が生えてくる妨げになります。

歯牙腫が大きくなると顎骨が膨隆したり、
歯の位置が異常になったりします。

通常は手術で歯牙腫は取り除かれます。

一般に永久歯は一度抜けると、二度と生えないと言われていますが、
この歯牙腫をうまく使って、
本物の歯の代わりにすることができないのでしょうか?

もし、そのような技術が可能になれば、
虫歯や歯周病に対する治療が変わるかもしれません。

ただ、現実としては、虫歯や歯周病は、
歯ブラシやフロスを使った
歯みがきによる予防が大切です。

気を付けて磨いているつもりでも、
磨き残しが出ることが多いので、
定期的に歯科検診を受けるのも重要だと言われています。

更に食事は決まった時間に食べ、
ダラダラと食べないことも重要なようです。

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中国が日本人の死刑執行 岸田外相 覚醒剤密輸の50代男性


(コメント)
覚醒剤については、日本では
覚せい剤取締法で規制されていて、
41条1項で、覚せい剤の単純な輸入・輸出・製造 は、
1年以上の有期懲役とされています。
営利目的となると、無期若しくは3年以上の懲役又は情状により1,000万円以下の罰金を併科
となっています。

覚醒剤の所持、譲渡、譲受、使用に関しては、
単純の場合、10年以下の懲役
営利目的の場合、1年以上の有期懲役又は情状により500万円以下の罰金を併科
となっています。

記事では中国で覚醒剤を密輸した男性が死刑になったとのことですが、
中国では、営利目的のケースでは最高刑が死刑となっているそうです。

おとなりの韓国も、最高刑は死刑となっています。

覚醒剤に対する刑は、各国でかなり異なるようです。

シンガポールでの不法製造は、法定刑は死刑のみとなっているそうです。
マレーシアでも、50グラム以上の覚醒剤所持や密輸入では法定刑は死刑のみとなるようです。
タイにおいては、譲渡目的での製造・密輸は死刑となり、
譲渡・所持でも死刑または無期刑となり、
日本に比べると、かなり厳しくなっています。

その一方で、メキシコでは2009年8月に
少量の大麻・コカイン・覚醒剤の所持を合法化する法律が施行されていて、
日本に比べると、かなり甘くなっています。

法律は国によって、かなり異なりますので、
日本でいるつもりで外国に行くと、
大変なことになることがあります。

外国へ行く時には、その国の法律を確認してから行った方が良いかもしれません。
外国で犯罪者として扱われると、
言葉も通じにくく、日本での常識が通用しないので、
大変なことになるかもしれません。

今回の死刑も、不幸なことではありますが、
死刑になる可能性があることを知っていれば、
覚醒剤に手を染めたでしょうか?

posted by HIRO at 08:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

逮捕直前までASKA被告と過ごした栩内被告 「毛髪に汗が付着したのでは」と弁護人


(コメント)
 覚せい剤取締法違反容疑で起訴された
栩内(とちない)香澄美被告(37)は、
覚醒剤を使用していた事実は無く、
「鑑定の誤りであるか、仮に鑑定が確かならば、
第三者が何らかの方法で私に使用した。」と
無罪を主張しているようです。

不思議なのは、毛髪検査で
1回目は覚醒剤が検出されたのに、
2回目は覚醒剤が検出されなかったとされていることです。

「毛髪鑑定では、数か月から数年間の薬物使用を明らかにすることができる」
と言われていますので、
少々時間が経過していても、
覚醒剤が無くなることは無いと思われます。

色々と見ていると、
「脱色や染色処理によって毛髪中の薬物が漏出する」
というこが言われていますので、
髪の毛を染めたりすると、
覚醒剤も抜けた可能性もあります。

ただ、逮捕されてから、髪の毛を染めたりするのは難しいと思いますので、
やはり謎が残ります。

「毛髪に汗が付着した」という主張も無理があるような気もしますが、
何が原因なのでしょうか?

ASKA被告は、容疑を認めているのに対し、
栩内香澄美被告は
逮捕された当初から、
終始、否認していて、
その姿勢は変わらないようです。

板倉宏日大名誉教授(刑法)は、
栩内被告の主張が認められて無罪となる可能性はあるもり、
有罪になったとしても、ASKA被告ほどは量刑が重くならず、
懲役6か月、執行猶予4年ぐらいの判決になるのではないかと
話しているようです。

今後の成り行きが注目されますが、
次回は、9月9日午後1時半に、
行われるようです。


 
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2014年07月24日

重病患者による大麻の自家栽培を容認、ドイツ行政裁が初の判断


(コメント)
 日本では、大麻取締法で禁止されている大麻ですが、
外国では、医療用の大麻として、認められている所も多いようです。
アメリカ合衆国17州、カナダ、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、フィンランドなどでも、医療大麻が認められています。

更に、医療用としてではなく、嗜好品としても認められているも、少なくありません。

大麻には、
 ・鎮痛作用
 ・沈静作用
 ・催眠作用
 ・食欲増進作用
 ・抗癌作用
 ・眼圧の緩和
 ・嘔吐の抑制
 ・神経保護作用
 ・脳細胞の新生
などの作用があるとされています。

 大麻の応用される疾患としては、
  ・緑内障
  ・HIV(エイズ)
  ・アルツハイマー型認知症
  ・うつ病
  ・強迫性障害
  ・不眠症
  ・てんかん
  ・気管支喘息
  ・帯状疱疹
  ・多発性硬化症
  ・筋萎縮性側索硬化症
  ・クローン病
  ・パーキンソン病など、
多くの病気に効果があると期待されてい移す。

モルヒネなど、麻向法で規制される麻薬でも効かない痛みに、
鎮痛作用を示すこともあるようです。

大麻の副作用としては、
目の充血、頻脈、喉(のど)の渇きなどがあります。

大麻は、「麻」という字が含まれているため、
麻向法で規制される麻薬と誤解されがちですが、
麻薬とは異なります。

依存性は低く、
一説では、タバコ(煙草)やアルコール類よりも安全性は高いとも言われています。

日本では、大麻取締法の第四条第一項第二号と第三号の規定により、
大麻から製造された医薬品を使用することはできません。

医療大麻を日本で使用できるようにするには、
大麻取締法を改正しなければならず、
かなり大変なことになりそうです。

麻向法で規制される麻薬は、
医療麻薬としての使用は許可されているにもかかわらず、
大麻取締法で規制される大麻が医療大麻として使用できないというのも
おかしな気がします。

このため、医療大麻については、
「最悪のドラッグラグ」と呼んでいる人もいます。

大麻の問題は難しいですが、
医師の管理のもとで使われるのであれば、
モルヒネなどの医療麻薬と同じように
認められても良いように思われます。
タグ:大麻取締法
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2014年07月23日

熱中症 必要時の冷房遠慮するな


(コメント)
 梅雨が明け、夏本番を迎えて、熱中症の患者が増えているようです。
熱中症は、体内の水分と塩分のバランスが崩れることで、
めまいや立ちくらみ、吐き気などの症状が表れます。

 熱中症のイメージとしては、
炎天下で運動をした時というのが
強いと思いますが、
高齢の方では、
室外でなく、室内でも、
温湿度が高ければ、
特に運動など、何もしないでいても
熱中症になってしまうことがあるようです。

熱中症を防ぐには、水分の補給が重要です。

運動をする時は、運動を始める前に飲み、
一時間おきくらいで、定期的に水分を補給することが重要です。

汗をかくと、ナトリウムなどの電解質も失われるので、
塩分の補給なども重要です。

水分補給と塩分補給を行う意味では、
ポカリスエットやアクエリアスのような
スポーツ飲料が良いかもしれません。

ただ、一般に日本人は食事で塩分を摂り過ぎていますので、
それほど積極的に塩分を摂る必要はないかもしれません。

熱中症を防ぐには、エアコン・クーラーを使った冷房も重要です。
節電も大切ですが、熱中症になったのでは、本末転倒です。

熱中症には、漢方では白虎湯(びゃっことう)や、
それに人参を加えた白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が良く使われます。

白虎湯の“白虎”は、
中国の伝説上の四獣神の1つで、西方を守護する秋の神です。
ちなみに、四獣神の残りの三つは、東の青竜、南の朱雀、北の玄武で、
それぞれ漢方薬に名前にもなっています。

白虎湯には、石膏が含まれ、構成生薬を混ぜた状態では、白く見えます。
(エキス剤は白くありません)

この石膏や知母(ちも)が体内の熱を冷まし、甘草や粳米が体液を潤します。
人参は、体液を潤し、元気を付けます。


また、水分が偏在している時は、五苓散(ごれいさん)なども使われます。

熱中症の予防策として、
スポーツドリンクに、麦門冬湯(ばくもんどうとう)を溶かして
少しずつ飲むのも良いそうです。

暑場の漢方の飲み物としては、六一散(ろくいちさん)という処方もあります。

漢方薬は医薬品です。
必ず専門家に相談して使用するようにしましょう。
病名や症状名だけで漢方薬を使うと、
思わぬ副作用が出る可能性もあります。



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2014年07月20日

冷房対策グッズ 体の内外から上手に「冷え取り」


(コメント)
夏は暑いので、暑さ対策、熱中症対策、夏バテ対策に目が行きがちですが、
実は、冷房による冷えも、QOL(生活の質)の面では問題になっています。

熱中症などのように、
すぐに生命にかかわるものでないため見過ごされがちですが、
体の中に冷えをためこむことは、
生活の質を落とし、その後の健康にも影響することが考えられます。

 この記事で紹介されている冷えとりグッズとしては、
1位:冷えとりガールの泡濃厚バスタブレット
2位:インスタント ペパーミントティー/ジンジャーレモン
3位:おやすみシルク オールシーズン 家蚕てんじく絹腹巻
の3つです。

2位の「インスタント ペパーミントティー/ジンジャーレモン」は、
ショウガ(生姜)を配合したもので、
体を内側から温めてくれるそうです。

ペパーミントティーは、
ペパーミントに食物繊維をブレンドし、
オリゴ糖でおいしく整えたものだそうですので、
美容や健康にも良さそうです。

原材料は、
食物繊維(難消化性デキストリン)、乳糖、砂糖、レモン粉末果汁、オリゴ糖、しょうが粉末、香辛料抽出物(ペパーミント由来)、クエン酸、ビタミンC、フラボノイド色素、香料
となっています。

オリゴ糖や食物繊維には、
腸内のいわゆる善玉菌のエサになり、
腸内環境を整える作用があります。

ホットでもアイスでも飲めるようですが、
冷え対策で飲むのであれば、
ホットで飲むのが良さそうです。

漢方的には、水自体が体を冷やす作用があるとされていて、
お湯で飲んでも、最終的には体を冷やすとも言われています。
ですので、水分の摂り過ぎは、
体を冷やすことになります。

ただ、夏は汗をかき、
水分を補給しないと熱中症など、
問題になりますので、
適度に飲むのが良さそうです。

夏の飲み物といえば、
昔は「甘酒」が有名だったようです。
最近は、冬の飲み物のイメージの強い「甘酒」ですが、
もともとは夏の飲み物で、
江戸時代には「甘い、甘い あまーざけっ」と
天秤棒をかついで甘酒を売り歩いていたそうです。

「甘酒」は「夏の季語」になっています。

甘酒にも、オリゴ糖や食物繊維含まれていますので、
腸内環境を整える効果が期待できます。
その他、発酵により、ビタミンやアミノ酸などもできるようです。

このように、甘酒は栄養豊富なので、飲む点滴とも呼ばれています。

この甘酒に、ショウガ(生姜)のしぼり汁でも入れて飲めば、
夏の飲み物としてはピッタリかもしれません。

タグ:オリゴ糖
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2014年07月19日

健康な歯を保つために(2)エナメルケアの徹底を


(コメント)
 「芸能人は歯が命」というコマーシャルがありましたが、
白い歯は、健康的で良いものです。
 歯が白いのは、歯の表面のエナメル質によるものだそうです。

 歯の構造は、エナメル質、象牙質、セメント質、歯髄腔の四つに分けられます。
エナメル質は、 歯の表面を覆うきわめて硬い物質です。
体の中で最も硬い組織と言われています。
エナメル質の主成分は、ヒドロキシアパタイトで、約96%を称めると言われています。
「芸能人は歯が命」で有名になった歯みがきのアパガード(サンギ社製)も、
このヒドロキシアパタイトを含んでいます。

ヒドロキシアパタイトは、英語で、hydroxyapatiteと書き、
ハイドロキシアパタイトともいいます。
化学式は、Ca10(PO4)6(OH)2です。
つまり、ヒドロキシアパタイトは、リン酸カルシウムと水酸化カルシウムの複合体です。

このエナメル質は非常に硬いのですが、
酸には弱い性質があります。
従って、口の中が酸性になると、エナメル質は溶けてしまいます。

歯の黄ばみの原因としては、
ステインなどの着色もありますが、
エナメル質が溶けて薄くなり、
象牙質が透けて黄色く見える場合もあります。

酸でエナメル質が溶けて薄くなるのを
「酸蝕歯(さんしょくし)」と言います。

食べ物による酸や、嘔吐による胃液による酸でも
酸触歯になります。

pH値が5.5未満のものは酸触歯になり、
コーラなどの炭酸飲料やアルコール類、果物などがあります。
健康に良いとされる酢も、エナメル質を溶かしてしまいますので、
注意が必要です。

また、口の中に残った糖から酸が産生され、
これもエナメル質を溶かしてしまいます。
虫歯の原因です。

記事では、エナメル質の守る方法として、
1.歯の再石灰化を促進し、エナメル質を強化してくれるフッ素入り歯磨き粉を使いこと、
2.軟らかい歯ブラシで一本一本やさしく磨くこと
3.食後すぐに水で口をゆすぐ
4.キシリトール入りのガムをかんで唾液を出す
の4つが上げられています。

硬い歯ブラシでないと磨いた気がしないという人もいるかもしれませんが、
硬い歯ブラシはエナメル質を削ったり、
歯茎を傷付けたりと、余り良いことはありません。

記事にはありませんが、
食後すぐに磨かない方が良いとも最近は言われています。
昔は食後3分以内に磨くと言われていましたが、
食後すぐは、口の中が酸性であるため、
その中を歯ブラシで磨くと、エナメル質が削れやすく
逆効果になるようです。

記事にあるように、食後すぐは、
水で口の中をゆすいだり、
お茶を飲んだりするのが良く、
また、ガムを噛んだりするのも良いようです。

なお、記事には、キシリトール入りのガムと書かれていましたが、
キシリトールが入っていれば、全て歯に良いわけではありませんので、
注意が必要です。

キシリトールが入っていても、砂糖などが入っていたりして、
口の中が酸性になってしまう可能性のあるものがあります。

歯の為には、トクホ(特定保健用食品)のガムか、
トゥースフレンドリー協会が認定した「歯に信頼マーク」(傘のマーク)の入ったガムにしないと
逆効果になる可能性もあります。

また、キシリトールが有名ですが、
特にキシリトールが優れているわけではなく、
他の糖アルコールと同程度の働きとされています。

また、キシリトールは天然甘味料と言われますが、
天然には存在するものの、
天然のキシリトールを配合しているものはほとんどありません。

一般的に出回っているキシリトールは、
トウモロコシの芯や白カバ等を素材に、キシランを抽出し、
このキシランを加水分解して、キシロースをつくり、
このキシロースに水素を添加して、キシリトールとしています。
化学的な工程を経てできているので、
とても「天然」とは言えません。







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2014年07月16日

疲労度や寝付きを改善 天然成分「りんごポリフェノール」


(コメント)
 ポリフェノールといえば、ワインのポリフェノールが有名ですが、
ポリフェノールはワインだけに含まれているわけではなく、
様々な植物に含まれています。

 そもそも、ポリフェノールの「ポリ」は沢山という意味で、
「フェノール」は、フェノール性水酸基(-OH)のことで、
すなわち、「ポリフェノール」とは、
沢山のフェノール性水酸基のある物質 の総称です。

ブルーベリーのアントシアニンや
お茶のカテキン、
コーヒーのクロロゲン酸、
大豆のイソフラボンなども、
ポリフェノールの一種です。

今回の記事では、リンゴに含まれるポリフェノールに、
「疲れやすさ」「寝つきの悪さ」「持久力のなさ」を
改善する働きが確認されたとのことです。
これらの働きは、リンゴポリフェノールが
活性酸素など体を酸化させる物質によって引き起こされる
ダメージを防ぐことによるようです。

更にリンゴポリフェノールの摂取により、
血清アルブミンが増えたことも確認されています。

「血清アルブミン値が高い人ほど栄養状態が良く、
老化速度が遅くて病気になるリスクも低い」
とされていますので、
リンゴポリフェノールによって血清アルブミン値が改善すれば、
健康に良さそうです。

ただ、血清アルブミン値が改善さえすれば、
健康に良いのかどうかは不明な所もあります。

1.老化や病気から体を守る効果
2.血流を改善する効果
3.口臭を予防する効果
4.美白効果
5.アレルギーを抑制する効果
6.ダイエット効果
7.コレステロール値を下げる効果
8.老化を防ぐ効果
などがあるとされています。

ダイエット効果としては、
中性脂肪の低下作用や
酸化LDLを抑え、脂肪を溜めない血管にする作用などが確認されています。

リンゴポリフェノールは、皮に多く含まれているようですので、
リンゴを食べるときは、
実だけを食べるのではなく、
皮ごと食べた方が良さそうです。

リンゴは食物線維も豊富に含まれていますので、
便秘などにも良いようです。

医薬品ではありませんが、
健康の為にリンゴを食べるのは良さそうです。








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