2014年05月19日

ドリテック 音波式電動歯ブラシ「TB−306」





(コメント)
ドリテックという会社が、
コスメのような女性らしいデザインの、
音波式電動歯ブラシの
TB−306 4月末からを販売しています。

振動数は、約22,000回/分と高速振動で、
しっかり磨けます。

重さは、電池を含めて約38gと軽量で、
外径寸法は、約縦165×横17×厚さ17mmと
コンパクトです。

また、キャップも付いていますので、
携帯に便利です。

色は、 シルバー、ピンク、ブラックの3色があります。
JANコードは、それぞれ、
シルバー(TB-306SV) : 4536117 019742
ピンク(TB-306PK) : 4536117 019759
ブラック(TB-306BK) : 4536117 019766
です。

価格は、1500円ほどとのことで、
お手頃な価格になっています。

虫歯や歯周病を予防するには、
歯ブラシやフロス(糸揚子)を使った
歯みがきが欠かせませんが、
普通に歯ブラシを使っても
磨き残しがあります。

その磨き残しを少しでも少なくする為に、
電動歯ブラシを使うのも
一つの方法です。

ただ、いくら電動歯ブラシを使っても、
丁寧に磨かないと、
結局、磨き残しは出ますので、
電動歯ブラシを使えば完璧とは言えません。

電動歯ブラシは、あくまでも補助としての
使用という認識が必要です。

また、歯ブラシは、菌が繁殖しやすいので、
取り扱いに注意が必要です。

特に携帯式の歯ブラシの場合、
乾燥が不充分になりがちで、
菌が繁殖しがちです。

よく乾燥させてからキャップをしましょう。
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2014年05月18日

ダイエットの強い味方!「コンビニ食で痩せる」低カロリー品4つ


(コメント)
 コンビニの弁当といえば、揚げ物が多く、
ダイエットには向かないイメージです。
その上、回りにはスイーツなどがあり、
レジ横には、フライ物があり、
つい欲しくなってしまうので、
コンビニは、ダイエットには向かないものと思ってました。

今回の記事では、コンビニにも、
ダイエットに役立つ商品を紹介しています。

1.『サラダチキン』(セブンイレブン)
2.『豚そぼろと野菜の生姜スープ』(ファミリーマート)
3.『ブランパン』(ローソン)
4.『雑穀入り鶏塩スープごはん』(サークルKサンクス)
の4つです。

最近は、コンビニも健康指向をうたってきているので、
今後もダイエットに良い商品は、上市されると思われます。

ダイエットとは、本来は食事療法のことですが、
日本では、運動を含めた、やせる事全般を指すことが
多いようです。

痩せる事の基本は、
バランスの取れた食事と
適度な運動です。

ダイエットというと、
食事を抜いたり、一つのものだけを食べたりと、
極端なことをする人が多いようですが、
これはほぼ100%リバウンドするので、
おすすめできません。

食事を抜いたり、極端に量を減らすと、
体は、飢餓状態に入ったと思い、
生命維持に直接関わらない部分へ
エネルギーを回さなくなります。
そうすると、筋肉が減り、基礎代謝量が減り、
痩せにくい体になってしまいます。
そこで、食事の量をもとにもどすと、
リバウンドしてしまいます。

この他、極端な食事制限は、
肌がガサガサになったりしますので、
美容の面からもおすすめできません。

更にひどくなると、
生理(月経)が止まってしまうこともあります。


極端な食事制限は百害あって一利無しです。


「食べてないのに太る」という人がいますが、
案外、意識せずに食べてしまっていることがあります。
食事を作る際に味見で食べたり、
家族の食べ残しをもったいないからと食べたり……
といった感じで、
本人に自覚が無く食べていることがあります。

以前、レコーディングダイエットというものが流行したことがあります。
食べたものを全て記録するというものです。
これを行うと、自分がいかに食べていたかがわかり、
自然に食べる量が減ると言われています。

このように、目に見える形にして
意識することで、食べる量を減らすのは、
良いと思います。

ダイエットに良い食材として、
EPAが注目されています。

EPAは食用油の一種である魚油に含まれる成分で、
ω3(オメガスリー)脂肪酸やn-3(ネヌスリー)脂肪酸と呼ばれるものの一種です。
DHAもω3脂肪酸の一種で、
EPAと似た働きがあります。
(違いもあります)

このEPAが、やせるホルモンと言われる
GLP-1の分泌に役立つとして注目されています。

GLP-1は、Glucagon-like peptide-1の略で、
日本語では、グルカゴン様ペプチド-1 と言います。

GLP-1の働きとして、
1.脳の満腹中枢を刺激し、必要以上の食べ過ぎを抑える効果
2.糖分の吸収を抑える効果
3.インスリンを出やすくする効果
があります。

EPAはGLP-1を増やす働きがあります。

EPA・DHAを含む食品として、
サバの缶詰が注目されています。


また、GLP-1を増やす働きのあるものとしては、
EPA・DHAの他に、
食物繊維もあります。
食物繊維を多く含むのは、
野菜や海草類です。

これらの食材をダイエット中の食事に上手に取り込みたいものです。

EPAは、医薬品にもなっています。
また、トクホとしても認められています。
EPAの医薬品としての効能は、
閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善 や
高脂血症(脂質異常症)となっています。
さすがにダイエットとは書かれていませんが、
メタボには関連ある効能が書かれています。


運動は、
スポーツジムに通ったり、
朝早起きしてジョギングしたり、
……などと考えると、おっくうになりがちですが、
エレベーターを使わずに階段にするなど、
ちょっとした運動を心掛けるだけでも
違うようです。

ダイエットは毎日の積み重ねです。
長く続けられる方法をとりましょう。
タグ:DHA EPA GLP-1
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2014年05月17日

菊花ポリフェノールの尿酸値上昇抑制効果の仕組みを解明 - カネカ



(コメント)
 菊花は、「きっか」や「きくか」と読み、
漢方薬やお茶、食用として利用されています。

食用としては、
刺身のつまとして紫蘇の葉などと
一緒に出ているのを見かけるのが
多いのではないかと思います。

菊の花は単に見映えを良くするだけでなく、
食毒を抑える作用があると考えらています。

これを裏付けるものとして、
株式会社ポーラは、
菊花が体内のグルタチオン産生を
高める作用があることを発表しています。

また、弱い体温降下作用、
毛細血管抵抗性増強作用、
抗菌作用などもあります。

この他、日本大学薬学部・理学部 山形県衛生研究所により、
・発ガン効果の抑制
・コレステロールの低下
・中性脂肪を低下させる効果の研究結果
が発表されています。

菊花を配合した漢方薬としては、
・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
・釣藤散(ちょうとうさん)
・清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)
・滋腎明目湯(じじんめいもくとう)((腎気明目湯(じんきめいもくとう))
・洗肝明目湯(せんかんめいもくとう)
・蔓荊子散(まんけいしさん)
・明眼一方(めいがんいっぽう)
などがあります。

漢方では、
散風清熱,平肝名目.
風熱感冒,頭痛眩暈,目赤腫痛,眼目昏花.
の作用があると言われています。

今回の記事では、菊花のポリフェノールに、
尿酸の産生を抑制する作用と、
尿酸の排泄を促進する作用が確認されたとのことです。

尿酸値が高いと、痛風の原因になります。
また、他の生活習慣病とも関連が深いようです。

刺身のつまとして出て時は、
捨てたりせずに、
食べた方が良いのかもしれません。
ちょっと苦く、おいしいものではありませんが……







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2014年05月16日

健康な食品作りの原料・技術面を研究。グリコ健康科学研究所マネジャー釜阪寛さん/大阪 リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)



(コメント)
グリコといえば、1粒300メートルのキャラメルや、
チョコレート・ポッキー、プリッツ、アイスなど、
お菓子のイメージが強いですが、
実は、健康食品・サプリメントの開発もしています。

今回の記事では、
リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)が取り上げられています。

リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)は、
馬鈴薯デンプン(ポテトスターチ)から調製した
オリゴ糖の一種になります。

食後は、糖の分解によって酸が作られ
歯のカルシウムが溶け出してしまいます。
これを脱灰(だっかい)といいます。

この状態が続くと、
歯に穴があいていないものの、
カルシウムがスカスカとなった初期むし歯の状態になります。

通常は、唾液に含まれるカルシウムにより
再石灰化が行われますが、
唾液に含まれるカルシウムの量は、
再石灰化に充分な量では無いようです。
そこで、唾液のカルシウム量を増やす為に考えられたのが、
リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)です。

リンにブドウ糖があれば溶けやすいことから、
ジャガイモのでんぷんに含まれているリンに着目し、
水に溶けやすい「リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)」を開発しました。
そして、このリン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)を使ったガムも開発されました。

歯の石灰化で虫歯を防ぐのは、
健康のためにも良さそうです。

ただ、虫歯を防ぐのは、
歯ブラシやフロス(糸ようじ)を使った歯みがきも重要です。

以前は、食後すぐに
歯ブラシを使って歯みがきをすることが
推奨されていましたが、
最近は、食後は歯の再石灰化が行われているので、
すぐに磨かない方が良いとも言われています。
特に電動歯ブラシは、力が強過ぎることがあるので、
注意が必要です。

再石灰を促すために、食後すぐには、
リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)の入ったガムをかみ、
その後で、歯ブラシを使って歯みがきをするのが
ベストかもしれません。

虫歯を治す医薬品は無いので、
虫歯は予防が大切です。


グリコでは、リン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)の他に、
ヘスペリジンやギャバ、Cluster Dextrin(クラスターデキストリン)などの研究も行われています。

ギャバは、チョコレートに配合したトクホ商品が上市されて、
一時、大きな話題となりました。
現在も根強く売れているようです。
posted by HIRO at 06:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月15日

昭和産業「お釜にポン Q10」

(コメント)
「お釜にポン Q10」は、もともとあった「お釜にポン」に
還元型コエンザイムQ10を加えたもののようです。
「お釜にポン」は、栄養機能食品で、
ビタミンEを関与する成分としています。
1粒入れて炊くと、お茶碗1杯で、ビタミンEが10mg摂取できるように
設定されています。
また、ごはんもふっくらつややかになるそうです。

この「お釜にポン」に、還元型のコエンザイムQ10を加えたのが、
今回の記事の「お釜にポン Q10」です。
ただし、ビタミンEの量は減っていて、
通常の「お釜にポン]がお茶碗1杯で、ビタミンEが10mgだったのに対し、
「お釜にポン Q10」では、ビタミンEは、8mgと、80%になっています。
ただ、還元型のコエンザイムQ10が、お茶碗1杯で、5mg摂取できますので、

原材料は、とうもろこしはい芽油、ゼラチン、還元型コエンザイムQ10、グリセリン、抽出ビタミンEとなっています。

価格は、15粒入で、税抜き480円となっています。

コエンザイムQ10は、もともと体内にある成分ですが、
年齢とともに減少します。

以前、大流行したことがありましたが、
実は、あの頃に使われていたコエンザイムQ10は、
酸化型のものです。

今回使用されているのは、
還元型のコエンザイムQ10で、
還元型のコエンザイムQ10の方が
効果が発揮しやすいと言われています。

酸化型のコエンザイムQ10も、
体内で還元されて、効果を発揮しますが、
年齢を重ねると、この還元力が弱くなってくるようです。

ただ、この還元型のコエンザイムQ10は、
抗酸化力が強いがゆえに、
逆に不安定でもあります。

「お釜にポン Q10」を使って、
お米を炊いた時に、
還元型のコエンザイムQ10は、
どれくらい残っているのか、
ちょっと気になります。

コエンザイムQ10は、もともと心臓病の
医薬品として使われていました。

食薬区分の改正で、
医薬品のみではなく、
健康食品にも使われるようになりましたが、
最初の頃はそれほど注目されていませんでした。

それが、テレビの人気番組で放送されると
急に注目を浴び、
原料価格が高騰しました。
そればかりか、全くの偽物も出回っていました。

現在は、ブームも去り、
落ち着いていますが、
根強い人気があるようです。
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2014年05月14日

「絶対に仕入れてきて!」教育熱心な中国人ママ達が日本のあのお菓子を熱望!


(コメント)
「小皇帝」と呼ばれる子供は、一人っ子政策の為で、
この大切な子供に、
扇屋食品の子供用チーズ鱈の
「チーズおやつ」が人気で、
その中でも特に
DHA入りの「チーズおやつDHA入り」が注目されているそうです。

DHAは、「学習能力を高める」と認知されていて、
赤ちゃんの時から頭が良くなる食べ物を食べさせ、
英才教育に力を入れるようです。

最もいい学校に行かせ、
将来偉い人になってほしいという願いがあるようです。

扇屋食品株式会社は、
四国の愛媛県の会社で、
伊予郡松前町北黒田571となっています。

松前は、「まつまえ」ではなく、「まさき」と読みます。
愛媛県の県庁所在地である松山市のすぐとなりの町です。

創業は、明治43年(1910年)ということですので、
今から100年以上も前からやっているようです。

資本金 3,600万円で、売上高は約60億円ですので、
いわゆる中小企業で、
大企業というわけではありませんが、
どのようにして、
中国での人気が出たのでしょうか?

記事にあるチーズおやつは、

名称 魚肉練り製品の加工品 

内容量 50本入(2.8g×50本) 

賞味期間 製造日から120日

保存方法 高温多湿、直射日光を避け、常温で保存 

原材料名 
ナチュラルチーズ、鱈すり身、でん粉(小麦を含む)、
バター、食塩、大豆たん白、植物油脂、
乳化剤、甘味料(ソルビトール)、調味料(アミノ酸等)、
酸化防止剤(ビタミンE)、保存料(ソルビン酸K) 

アレルギー物質(25品目);乳・小麦・大豆 

となっています。

価格は、通常販売価格が540円で、
ネット限定価格(直販価格)が490円です。
送料は全国一律600円で、
5000円以上のお買い上げで、送料無料ですので、
11個買えば、送料の負担はいらなくなりそうです。

原材料は、チーズが最初に書いてありますので、
チーズが一番多いことになります。
原材料には、ナチュラルチーズとしか書かれていませんが、
カマンベールを配合していて、濃厚な味だそうです。

また、原材料の中には、特にDHAは書かれていませんが、
タラ由来なのでしょうか?

食品分析表では、
タラの可食部100gに含まれるDHA・EPAの含有量は、
DHA:72r
EPA:37r
となっています。
マグロやブリなどと比べると多いとは言えませんが、
含まれているのは間違いなさそうです。

中国ではなくて、日本の子供のおやつにも良さそうです。
医薬品ではないので、
安心感もあります。
タグ:DHA
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2014年05月13日

実は超汚い!「意外と忘れがち」な美容アイテムのクリーニング法

(コメント)
美容アイテムが、ちゃんと手入れをしないと
実はとっても汚いとの記事です。

まず、ビューラーは、
ついてしまったバイ菌が、目に入ってしまう可能性があるとのことです。
また、更に、ちゃんと手入れをしないと、
カール力が衰え、睫毛(まつげ)が抜けやすくなり、
ビューラーとしての役目も果たせなくなります。

お手入れの方法としては、
使った後に、アイメイクリムーバーで浸したコットンや綿棒で、
マスカラの汚れをきちんと落とすことが大切です。

もし、ゴムに筋(すじ)ができたり、
カール力が衰えたりした時には、
ゴムを替えるようにします。


ヘアブラシ
一見きれいに見えるヘアブラシですが、
使ったままのヘアブラシには、ばい菌がいっぱいです。

お手入れの方法は、ブラシの毛の種類によっても異なりますが、
プラスチック製の場合は、爪楊枝(つまようじ)のような、
細(ほそ)いもので髪を取り除きます。
その後、シャンプーと水で洗って、きちんと乾かします。
ブラシの汚れは、基本的に髪の毛や頭皮についた汚れと同じですから、
シャンプーでよく落ちます。

ヘアアイロンは、ヘアスタイリング剤などが
つきやすいものです。
タオルやキッチンペーパーに、
アルコールと重曹(じゅうそう)を一緒に
しみこませて、
やさしく、ヘアアイロンをふきとります。

重奏は、正式な名称は、
炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそなとりうむ)といいます。
弱アルカリ性で、酸性のものと合わさると、
二酸化炭素を出します。


歯ブラシは、便座よりもバイ菌が多いといわれています。
口の中にいる口内細菌が歯ブラシに移るので、
当然といえば当然かもしれません。

使った後は乾かして、キャップをつけることを忘れないようにしましょう。
乾かさずにキャップをつけると逆効果です。

また、2〜3ヵ月に1度は
歯ブラシを交換した方が良いようです。

電動歯ブラシの、換えのブラシは高いので、
ちょっともったいないと思う方もいるかもしれませんが、
虫歯や歯周病を防ぐための歯みがきが、
逆に虫歯菌や歯周病菌を口の中に入れることになりかねないので、
歯ブラシは、定期的に交換することが重要です。

虫歯や歯周病は、一種の感染症です。
一番多いのが親から子へと感染する例です。
歯ブラシを共用することは無いと思いますが、
子供が間違って口にする可能性もありますので、
しっかりと区別するようにしましょう。

愛情たっぷりに見える口移しも、
虫歯や歯周病のことを考えると、
やめた方がよさそうです。

虫歯や歯周病に良い健康食品として、
マスティック、クランベリー、ラクトフェリン、乳酸菌、月桂樹、卵黄抗体などがあります。

医薬品ではありませんが、
虫歯や歯周病の予防に上手に利用したいものです。
posted by HIRO at 05:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

女性79.7%が「更年期障害に対する不安がある」と回答 -その対策は


(コメント)
ベネッセの調査で、女性の約8割に
更年期に対する不安がということが
わかったようです。

更年期とは、閉経前後5年くらいのことをいいます。
閉経の年齢は一般的には、50歳くらいと言われていますが、
個人差が大きいようです。
45歳以前に閉経する場合を早発閉経、
55歳以上の場合を晩発閉経と呼びます。

また、更年期と更年期障害とは厳密に言うと異なります。
更年期は、女性であれば、誰もが通過する通り道です。

一方、更年期障害は、
更年期の症状が日常生活に支障をきたすほど強くなったときのことを言います。

更年期・更年期障害は、
卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏に基づく
ホルモンバランスの崩れにより起こります。

このため、治療方法の一つとして、
欧米では、ホルモン補充療法(HRT)が普及しています。

ただ、ホルモン補充療法(HRT)は、
ガンになるリスクが高くなるとも言われ、
日本では余り普及していないようです。
その他の、ホルモン補充療法の副作用としては、
不正出血、乳房のハリや痛み、おりもの、下腹部のハリ、吐き気
などがよくあるようです。

治療方法としてはこの他に、
プラセンタによる治療や
漢方薬による治療もあります。

更年期・更年期障害に良く使われる漢方薬としては、
加味逍遥散(かみしょうようさん)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
女神散(にょしんさん)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
などがあります。


先に、更年期には、女性ホルモンの
エストロゲンが不足する旨を書きましたが、
女性ホルモンには、
肌の老化を防止したり、骨を丈夫に保つといった働きがあるので、
更年期対策は、エイジングケアと深い関わりがあるようです。

ベネッセの調査では、
エイジングケアの成分として知っているものは、
1位は、コラーゲンで、92.7%となっています。
2位は、ヒアルロン酸で、91.9%となっていて、
コラーゲンとヒアルロン酸はほとんど差が無く、
エイジングケアの成分として良く知られているようです。

3位は、コエンザイムQ10(CoQ10)で、87.9%とやや落ちますが、
まだまだ知名度は高いようです。

4位は、イソフラボンの86.8%、
5位は、ビタミンCの85.0%
だそうです。

女性向けのサプリメントの定番が出てきているようです。

4位のイソフラボンについては、
最近、エクオールというものが注目を浴びています。

大豆イソフラボンが、
腸内細菌によって「エクオール」に変わり、
効果を発揮しますが、
この大豆イソフラボンをエクオールに変えてくれる細菌を持っている人は
約半数だということで、
同じ大豆イソフラボンを摂取しても、
効果の出やすい人と、そうでない人が出てきてしまいます。

最近は、大豆イソフラボンではなく、
エクオールを利用したものも多くなってきています。


posted by HIRO at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

記憶力がアップする! 脳を刺激する6つの食品


(コメント)
記憶力がアップする、脳を刺激する食品として、
次の6つが上げられています。
1.ブルーベリー&ストロベリー
2.サーモン
3.ナッツ
4.コーヒー
5.ホウレン草
6.水

1の、ブルーベリー&ストロベリーに関しては、
多く摂取している人は脳の認知能力レベルが高いという研究結果があるそうです。
更に、ベリー類に含まれているポリフェノールの一種であるフラボノイドは
認知力の老化を防ぐ効果があるとも考えられているようです。
ブルーベリーと言えば、アイケアのイメージが強いですが、
頭にも良いのでしょうか?

受験生などのおやつや夜食にブルーベリーを使ったものを使うと
良いかもしれません。


2のサーモンに関しては、
DHA(ドコサヘキサエン酸)を含み、更に、
アスタキサンチンを含むという点で評価されているようです。
DHA(ドコサヘキサエン酸)には、
神経細胞同士の情報伝達力を向上させる働きがあると考えられています。
アスタキサンチン、血液脳関門(ブラッドブレインバリア:BBバリア)を通過できるという
カロチノイドとしては、珍しい成分です。

血液脳関門とは、脳を保護する為に、
余計なものが血液から脳に入ってこないようにする
関所のようなものです。

同じ抗酸化成分とされているビタミンCやビタミンE、βカロテンは、
この血液脳関門を通過できないとされています。

DHAやアスタキサンチンは、
脳機能に良いのは良く知られていますが、
実はアイケアにも良いと考えられています。
先のブルーベリーもアイケアと脳機能が改善が期待できるので、
もしかすると、アイケアと脳機能とは
関係が深いのかもしれません。

3のナッツは、ビタミンEを豊富に含み、
このビタミンEが記憶力の劣化を防ぐ作用があるとのことです。

4のコーヒーには、カフェインが多く含まれており、
このカフェインが記憶力を強化するとのことです。
ただ、カフェインは、お茶や紅茶、烏龍茶などにも含まれていますので、
コーヒーで無くても良いのでしょうか?

カフェインには、眠気ざましの効果もありますので、
これまた、受験勉強などにも良さそうです。
ただ、眠い時には無理せず寝た方が、
体にも記憶にも良いようです。

記憶には関係ありませんが、
コーヒーには、糖尿病や肝臓病のリスクを下げるとも言われていますので、
中高年になって、メタボなどか気になる人は、
コーヒー摂取で記憶力も上がり良いかもしれません。


5のホウレン草は、記憶力をアップさせるだけでなく、
脳の老化を防ぐ作用があるといわれているそうです。
ホウレン草に含まれているグルタチオンという抗酸化物質が
脳細胞の損傷を避けて、損傷を修復する働きをし、
認知機能の低下を予防する作用があるそうです。

記事では抗生物質と書かれていますが、
多分、抗酸化物質の間違いだと思います。

グルタチオンは、健康食品・サプリメントとしても利用されていますし、
医薬品としても利用されています。

医薬品の効能としては、
薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)、金属中毒、妊娠悪阻、晩期妊娠中毒
となっています。

いわゆる解毒剤です。


最後は水です。
身近な水ですが、水を飲むと頭の回転が速かったという研究結果があるそうです。
更に、記憶力を向上させ、
集中力も向上させる効果があるとも言われているようです。

頭を良くするには、栄養素の摂取だけでは無理で、
頭を使う訓練も必要です。


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2014年05月08日

コーヒー消費量増で糖尿病リスク低減か、研究

(コメント)
記事によると、「1日のコーヒーの摂取量を4年間かけて1.5杯分ほど増やした人は、
同じ量のコーヒーを飲み続けた人よりも2型糖尿病にかかる可能性が11%低かった」
とのことです。
更に、「最もコーヒーの摂取量が多かったグループ(1日3杯以上)は
2型糖尿病のリスクが最も低く、1日1杯以下の人と比べて37%低かった」
とも書かれています。

コーヒーを1日3杯以上飲んでいた人でも、
1.5杯分を増やすと、更に糖尿病のリスクは低下するのでしょうか?

「カフェイン抜きのコーヒーでは、
摂取量の変化と2型糖尿病リスクとの間に関連性は見つからなかった」
とのことですので、
カフェインが重要な役割があるのかもしれませんが、
一方で、カフェインの含まれる紅茶でも
「2型糖尿病リスクとの間に関連性は見つからなかった」
とのことですので、
カフェインだけが重要なわけでは無いようです。

コーヒーというと、「胃に悪い」などと言われ、
余り健康に良いイメージはありませんが、
近年はクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールなどに
健康効果があると言われ、
注目されています。

クロロゲン酸は、コーヒーの悪味や雑味の原因物質として永く敬遠されてきた成分です。
大豆イソフラボンも今でこそ、健康食品として注目されていますが、
やはりえぐみの元として、嫌われていました。
どちらも、ポリフェノールですので、
そういう意味では似ているとも言えます。

ワインのポリフェノールの場合は、
渋味も味わいのうちとされているので、
同じポリフェノールでも扱いが違います。

クロロゲン酸は、
ドイツの製薬会社によって、
肝臓の糖新生(とうしんせい)に関与する
律速酵素(りっそくこうそ)である
グルコース-6-フォスファターゼの
選択的阻害剤であることが明らかにされ、
糖尿病や肥満の予防に効果があると考えられています。

更にコーヒーに含まれるカフェインには、
エネルギー消費と脂肪分解を促進する働きがあることが
知られています。

このクロロゲン酸とカフェインの両方の働きで、
糖尿病のリスクが減少したのではないかと考えられます。

カフェインレスのコーヒーでは、
クロロゲン酸の効果しか無いので、
はっきりとした効果が出なかったのかもしれません。

また、紅茶には、クロロゲン酸が含まれず、
カフェインの効果しか期待できないので、
糖尿病のリスクを低減できなかったのかもしれません。

ただ、この研究は、コーヒーメーカーから資金提供を受けたことがある人が
参加していることや、
「摂取量ではなく、摂取の変化量を測定したものである」点など、
ちょっと割り引いて考える必要がありそうです。




また、通常のコーヒーは焙煎したものが使われますが、
健康食品の素材としては、
焙煎していない、生コーヒー豆も使われています。



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2014年04月19日

英国、欧州で最もコレステロール低下薬が処方される国

(コメント)
 スタチンは、遠藤 章(えんどう あきら)先生が、
1973年に青カビ(ペニシリウム・シトリヌム)の培養液から発見した
ML-236B(コンパクチン)が最初です。

発見した当初は、ラットのコレステロールを下げなかったために、
開発が中止となりました。
その後、ニワトリとイヌで実験して、
コレステロールが下がることが確認されました。

しかし、ラットに肝毒性があるとして、再度開発が中止の危機となりました。

その後、開発は続き、ヒトで非常に良い結果が出たものの、
発ガン性があるとする誤判断で開発が完全に中止となりました。

別に、似たものとして、
アメリカのメルク社が、
ロバスタチンを開発し、
こちらの方が先に医薬品として上市されました。

その後、遠藤氏は、
三共で、プラバスタチン(商品名:メバロチンレジスタードマーク)
として、上市しました。

紅麹に含まれるモナコリンKと呼ばれる成分は、
実は、ロバスタチンのことです。

このため、紅麹には、血液中のコレステロールを下げる効果があります。
ただ、一口に紅麹といっても、様々な種類があり、
中には、モナコリンK(ロバスタチン)の含まれていない
紅麹もあります。

更には、シトリニン(citrinin)と呼ばれる
カビ毒が含まれる紅麹もあります。

日本では、繊維メーカーとして名高いグンゼが、
紅麹を健康食品・サプリメントの原料として
製造・販売しています。

グンゼの紅麹には、シトリニン(citrinin)が
含まれていないことが確認されています。


グンゼの紅麹は固体培養法と呼ばれるもので、
液体培養のものとは異なります。

また、使用している紅麹は、
Monascus Pilosus(モナスカス ピローサス)で、
中国産で良く使われている
Monascus purpureus(モナスカス パープレウス)とは
異なります。


紅麹のコレステロール値を下げる有効成分は、
モナコリンK(ロバスタチン)と言われていますが、
面白いことに、このモナコリンK(ロバスタチン)を
除いた成分でも、コレステロールが下がるようです。

また、医療用医薬品を飲んでも下がらなかった
コレステロール値が、
紅麹を含む健康食品・サプリメントの服用で
下がったという事例もあり、
紅麹のコレステロール値を下げる作用は、
モナコリンK(ロバスタチン)のみではなさそうです。

紅麹には、ギャバ(γ−アミノ酪酸)も含まれています。
ギャバには、リラックスさせる作用や血圧を下げる作用などが
あると言われています。



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2014年04月16日

関節リウマチに中国の伝統薬用植物 雷公藤(らいこうとう)が効果

(コメント)

タイワンクロヅルは、中国で雷公藤(らいこうとう)と呼ばれる植物で、
日本でも変種であるクロヅルが自生しています。

日本では余り雷公藤(らいこうとう)は使用されていませんが、
中国では昔からリウマチの薬として使われてきました。

今回の記事では、雷公藤(らいこうとう)と
メトトレキサートとで、
リウマチに対する効果を比較した所、
雷公藤(らいこうとう)の方が良く効いたというものです。

ただし、メトトレキサートの使用量が少なかったり、
二重盲検(にじゅうもうけん)ではないので、
プラセボ(プラシーボ)効果が医師にも患者にも
あった可能性があったりと、
この試験だけで、雷公藤(らいこうとう)の方が効果が高いとは
言い難い面もあります。

今回の試験は、中国のものですが、
以前にアメリカで行われ、
Annals of Internal Medicine 2009年8月18日号に掲載されたものもあります。
概要としては、下記のとおりです。
アメリカの活動性関節リウマチの患者121人を
無作為に2つのグループに分け、
60人のグループに雷公藤(らいこうとう)の抽出物を一日180mg、
61人のグループに免疫調節薬のサラゾスルファピリジンを一日2g投与して比較しました。
その結果、24週後に症状が20%以上改善した者の割合は、
雷公藤(らいこうとう)群が65.0%、
サラゾスルファピリジン群が32.8%で、
雷公藤(らいこうとう)の方が高かった、
というものです。

日本でも一部の人には注目され、
研究されていますが、
実際の医薬品となるには、
まだまだ難しい状況のようです。
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2014年04月14日

心血管疾患の予防には"魚とゴマ" - 最新研究で明かされたDHA・EPAの可能性


(コメント)
 DHAやEPAはω3(オメガスリー)系脂肪酸の一種で、
以前から、脳卒中や心疾患などの予防に効果があると言われていて、
今回、厚生労働省の研究班から、2014年2月に発表がありました。
その報告によると、
「1980年から24年間にわたり約9,000人を対象に追跡調査を行った結果、
魚をたくさん食べてDHAとEPAを多く摂取している人には、
心疾患や脳卒中など心血管疾患の死亡リスクが有意に低下する傾向がみられた」
とのことです。

DHAとEPAの摂取が、
高血圧、高血糖、脂質異常に予防的に働くと考えられています。

高血圧、高血糖、脂質異常は、
内臓脂肪の蓄積による肥満がベースにあると考えられています。

DHA・EPAは、特定保健用食品においても利用されています。
また、EPAは医療用医薬品や一般用医薬品(OTC)としても利用されています。

ただ、DHAやEPAは二重結合があるため、
酸化しやすいという欠点があります。

これを防ぐためには、ゴマ(胡麻)に含まれる
セサミンが良いようです。
ササミンの他には、
ポリフェノール、ビタミンCやビタミンE、βカロテン、亜鉛、セレン
なども良いと言われています。

これらをうまく利用して、脳卒中や心臓病による突然死などを防ぎたいものです。

また、脳卒中や心臓病のリスク因子として、
最近、虫歯や歯周病が注目されています。

虫歯や歯周病を予防・改善するには、
歯ブラシによる歯みがきが重要です。



タグ:DHA
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2014年04月07日

漢方クリームにステロイド 横浜の医院が処方、相談

(コメント)
漢方クリームとうたいながら、
クロベタゾールプロピオン酸エステルという、
最強ランクのステロイドが使われていたということで、
詐欺のような気がします。

個人輸入したような、あやしい商品であれば、
「またか」というような気もしますが、
れっきとした、医師によって処方されていたもののようですから、
だまされるのも仕方ないかもしれません。

ステロイドホルモンの外用剤にはランクがあり、
最も強いものは、「Strongest」や「T群」と呼ばれます。
次に強いものは、「Very Strong」や「U群」と呼ばれます。
3番目に強いものは、「Strong」や「VI群」
4番目が「Medium」や「IV群」
5番目の弱いものが「Weak」や「X群」と呼ばれます。

Strongest(ストロンゲスト)と呼ばれる
ステロイドホルモンの外用薬は、
クロベタゾールプロピオン酸エステルの他に、
酢酸ジフロラゾンがあります。

ステロイド混入の原因としては、
山口医院は、製造所の設備の清掃に不備があったため、
同じ設備で製造していた他の製薬会社向け
ステロイド製剤が混入した可能性があるとしています。

しかし、仮に清掃に不備があったとしても、
効果が出るほど大量に混入するものなのでしょうか?

仮に少々清掃に不備があったとしても、
ステロイドホルモンの全く入っていないクリームを
製造するつもりであれば、
ステロイドホルモンの量は、かなり薄くなるはずです。

この理由付けは、余りにも苦しい言い訳のように思えてなりません。

山口医院に、外用ステロイドホルモンを添加する意図があったのかどうかは、まだわかりませんが、
少なくとも、製造する所は、意図的に外用ステロイドホルモンを配合したと考えた方が自然に思われます。

中国の漢方薬と呼ばれるもので、
良く効くと評判になるものは、
このように、生薬(しょうやく)ばかりでなく、
いわゆる西洋薬が配合されているものも多いようです。

今回のように、アトピーに効果のあるとうたっているものに、
ステロイドホルモンが入っていたり、
ダイエットに効果があるといっているものに、
利尿剤や甲状腺ホルモンが入っていたり、
強壮・強精剤として利用されているものに、
バイアグラ系のものが入っていたりと、
輸入品で良く効くという評判のものは、
疑ってかかった方が良さそうです。

今回の記事のものも、
処方は日本の医院(病院)でされていましたが、
製造自体は中国で行われていたようですので、
効果を高めるために、ステロイドホルモンを
入れた可能性が高いと思まれます。

ステロイドが使いたくなくて、
漢方クリームに頼っていた人も多くいるだろうと思われますので、
ひどい話です。




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2014年03月30日

イワシやサバ…青魚がヒトの”恐怖記憶”を消す?


(コメント)
心に加えられた衝撃的な傷が元となり、PTSDが起こります。
PSTSDは、Posttraumatic stress disorderの頭文字をとったもので、
日本語では、心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい)と、
呼ばれます。

この心的外傷後ストレス障害(PTSD)では、
後になってその記憶が、
突然、しかも鮮明に思い出される
フラッシュバック (flashback) と呼ばれる症状が出たりします。

今回の記事では、
イワシやサバ、カツオなどの青魚を多く食べることで弱まることが、
その恐怖の記憶が弱まるとのことです。

ワシやサバ、カツオなどの青魚には、
「オメガ(ω)3系」脂肪酸と呼ばれる
DHAやEPAなどが含まれます。

最近は、n-3系脂肪酸と呼ばれることも増えてきましたが、
ω-3の方が、まだまだ馴染みがあるようです。

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)と日本水産の共同研究チームによると、
マウスにオメガ3系を豊富に含む食餌を習慣的に食べさせると、
脳内に含まれるオメガ3系の量が増加し、
恐怖体験について思い出したときの怖いという感覚(恐怖記憶)が弱まるとのことです。

DHAなどは、健康食品・サプリメントとして
様々な健康効果が期待されています。
その中には、記憶が良くなることを期待しているものもありますが、
今回の記事とは、
ある意味反対の効果になるようです。

ただ、「役に立つ記憶」という意味では、
不用なことは忘れ、
必要なことを覚えておくというが大切ですので、
DHAはその両方に効果があるというのも
なんとなく、感覚的にはわかるような気がします。

この恐怖記憶を和らげる他に、
ω-3系のDHAやEPAには
血中の中性脂肪やコレステロール値も下げる働きがあり、
さらにDHAは心臓病の危険性を減らし、
アルツハイマー型痴呆やうつ病などの疾病にも有効との報告があります。

魚を食べると水銀を過剰摂取する可能性もありますので、
その辺りのバランスには注意が必要です。

健康食品・サプリメントのDHA・EPAであれば、
水銀などは含まれないように製造されているのが
ほとんどですので、
健康食品・サプリメントの利用も良いかもしれません。
タグ:DHA
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2014年03月21日

アスピリンに新たな期待 がん予防の臨床報告相次ぐ

(コメント)
 アスピリンは、解熱鎮痛薬として良く知られていますが、
近年は、血栓ができにくくなる作用を期待して
低用量のアスピリンが普及しています。

 今回の記事は、
アスピリンに大腸ポリープ(腺腫)の抑制効果が確認され、
大腸ガンの予防が期待されるとのことです。

イギリスのオックスフォード大が
2010年に医学雑誌『ランセット』に発表した研究では、
アスピリンを5年以上服用した人は、
服用しない人に比べ大腸がんによる死亡率が
約半分近くに減ったとのことです。

 今回の記事のもとになった研究は、
欧米の研究が
日本人を含むアジア人でも
同様の効果があるかどうかの確認するためのものです。

大腸がんへ進行する可能性の高い
大腸ポリープを摘出した患者311人について、
アスピリン、またはプラセボ(プラシーボ、偽薬)を
2年間投与した後、
大腸ポリープの再発を減らせるかを検証した所、
アスピリンを飲んだグループはプラセボに比べ、
再発リスクが約40%減少したそうです。

使用されたアスピリンは、
100mgの抗血小板薬(血小板ができにくくする薬)として
処方されている薬剤で、
いわゆる解熱鎮痛薬として使われる量よりは少なくなっています。

アスピリンには、量が少ないと血小板が固まりにくくする作用がありますが、
逆に量が多いと血小板が固まりやすくなるという、
不思議な作用があり、
アスピリン・ジレンマと呼ばれています。

少量のアスピリンは
血小板凝集を抑制し、
心筋梗塞や脳卒中の予防薬として利用されていますが、
同時に、大腸ガンも予防できるのであれば、
一石二鳥です。

ただし、
喫煙者ではアスピリンの服用により
大腸ポリープが増加するとのことですので、
タバコ(煙草)はやめた方が良さそうです。
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2014年03月10日

アルツハイマー病を予測する血液検査、米チームが開発

(コメント)
 3年以内にアルツハイマー病を発症するか否かを
90%の精度で予見できる検査方法が開発されたとの記事です。
 マーカーとするのは、血液内の脂質だそうです。 

アルツハイマー型認知症は、
認知症の中でも最も多いタイプで、
そのほかの認知症としては、
血管性認知症や
レビー小体型認知症(Dementia with Lewy Bodies : DLB)
などがあり、
この3種類を合わせて
三大認知症と呼んでいます。

アルツハイマー型認知症の原因ははっきりとはわかっていませんが、
脳内にアミロイドβ蛋白が蓄積し、
その後、リン酸化タウ蛋白が蓄積することで
アルツハイマーになるという意見が主流のようです。
これをアミロイドカスケード仮説と言います。

現在、上記のアミロイドβ(βアミロイド)に対する医薬品、
として、Aβ(アミロイドベータ)ワクチンや、
抗Aβ(アミロイドベータ)モノクローナル抗体
の開発が進められていますが、
残念ながら今の所はうまくいっていないようです。

うまくいかない理由の一つとして、
発症した時には、すでにアミロイドの病理は完成してしまっているからではないかというのがあります。

逆に言えば、発症前であれば、
もしかすると、
Aβワクチンやモノクローナル抗体で、
アルツハイマーを予防できるかもしれないということです。

記事のように、アルツハイマー発症前に、
血液検査で、発症の可能性がわかるのであれば、
わかった時点で、治療を開始し、
それによってもしかして、発症を遅らせたり
発症させずにすむかもしれません。

予防的な治療は、リスクとベネフィットの兼ね合いが難しい問題ですが、
今後の研究が注目されます。


アルツハイマーに効果があると言われている健康食品・サプリメントとしては、
食用油の一種の魚油から得られる
DHA・EPAがあります。
ただ、DHAに関しては、認知能力低下の減速効果が無いという、
否定的な研究もあります。

動物実験ですが、ホップにアルツハイマーの
発症抑制効果があるという研究があります。
ホップがアミロイドβの蓄積を抑制するようです。
このアミロイドβの抑制作用により、
アルツハイマー病を発症するようにしたマウスは
通常9カ月で記憶・学習能力の低下が見られますが、
ホップのエキスを溶かした水を飲んだマウスの能力低下は
生後15カ月と、6ヵ月も遅かったようです。
ホップはビールに含まれていますので、ビールを飲めば良いかと思いきや、
研究者の京都大大学院の垣塚彰教授は、
「ビールには予防効果はない」とおっしゃっています。
残念です。

また、ビタミンD不足がアルツハイマーに関連しているという研究もあります。
ビタミンDは、ビタミンの中では余り馴染みが無い方ですが、
アメリカなどでは、定番になっているようです。
ビタミンというよりも、ホルモン的な作用があります。

更にまた、スタチンに抗炎症作用があり、この抗炎症作用により、
アルツハイマーが予防できるのではないかと言われています。
通常のスタチンは医療用医薬品ですが、
日本では使用されていないロバスタチンを含む健康食品原料として
紅麹(べにこうじ)があります。
モナコリンKと呼ばれている成分が、
実はアメリカでスタチンとして使用されている
ロバスタチンそのものです。

紅麹には、単に色素を抽出するためのものもあり、
モナコリンKを含まないものもありますので、
モナコリンKを含むかどうか、確認してから利用しましょう。
モナコリンKを含む紅麹は、
血液中のLDLコレステロール、
いわゆる悪玉コレステロール値を下げる作用がありますので、
コレステロール値が低い人は注意が必要です。



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2014年03月09日

清原和博 緊急入院 薬物でボロボロ? 清原氏、薬物疑惑報道に反論

(コメント)
週刊文春が
「薬物使用が原因で足立区の精神病院に入院していた」
「先月下旬には都内の大学病院に緊急入院」
「最近、清原氏の奇行が頻繁に目撃されている」
「覚醒剤などの薬物の禁断症状に苦しんでいる」
「番組撮影中、突然体の震えが始まり、急に汗が噴き出してきて撮影が滞った」
「両手のこぶしを握り締めて踏ん張っていないと立っていられない状態だった」
などと報じているそうです。

これに対し清原氏側は、入院そのものは認めたものの、
あくまでも糖尿病の治療の為だと反論しています。
そして、週刊文春に対して、
名誉毀損など訴訟も含めあらゆる法的手段を通じて
徹底的に抗議するとのことです。

ただ、清原氏は、取材を受けた際に、
ICレコーダーを破壊し、
腕をひねり上げるといった暴行を働いたとも
週刊文春に書かれており、
簡単な裁判とはならないと考えられます。

更には、週刊文春だけでなく、
『東京スポーツ』や『フライデー』も
文春を援護するような記事を書いていますので、
清原氏は分が悪そうです。


合成麻薬MDMAで逮捕された押尾学氏と交友関係が
近かったことから、
以前から清原氏には薬物に関する疑惑がありました。

覚醒剤は、日本では、覚せい剤取締法で禁止されています。

また、合成麻薬であるMDMAは
麻向法(麻薬及び向精神薬取締法)で禁止されています。

これとは別に、大麻は、
大麻取締法で禁止されています。

この「覚せい剤取締法」「麻向法」「大麻取締法」の三つを
薬物三法と呼んでいます。

厳密にはそれぞれ違う法律ですが、
世間的には同じようなものと思われているようです。

ただ、身近な所にも麻薬や覚醒剤に関係のある薬物が使われています。

咳止めに使われる「リン酸ジヒドロコデイン」や「リン酸コデイン」は
1%以下の場合は家庭麻薬と呼ばれ、取り扱い上は麻薬ではなくな責、
一般用の医薬品にも使用できます。
ただ、原料である100%の原末は、当然ながら麻薬扱いです。

コデインは、モルヒネの類似成分ですが、
中枢に対する作用と咳を止める作用を斟酌すると、
モルヒネより咳を止めるには良いようです。

ただ、麻薬としての効果もありますので、
取り扱いには充分な注意が必要です。

一方、癌(がん)などの疼痛がある時にも
麻薬は使われますが、
疼痛がある場合には、
依存症の心配は無いようです。
いたずらに、麻薬ということで、
使用をためらうと、生活の質が落ちてしまいます。

麻薬に限らず、医薬品は正しく使いたいものです。



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2014年03月07日

「涙の太陽」安西マリア、意識不明の重体…脳梗塞か

(コメント)
元アイドルの安西マリアさんが
脳梗塞(のうこうそく)で倒れて意識不明の重体のようです。

回復されるようお祈り致します。

安西マリアさんは、
東京出身の1953年12月16日生まれで
現在60歳。

昭和48年(1973年)には、
デビュー曲の『涙の太陽』で、
第15回日本レコード大賞新人賞を受賞しています。

その後も活躍していましたが、
1978年に、「元マネージャーと恋の逃避行」をしたとして、
芸能界から遠ざかりました。

ただ、この事件には裏があり、
事務所の社長が元暴力団の幹部で、
「殺されるかもしれない」と思い、
失踪を装い、身を隠したようです。

その後、その社長は逮捕されましたが、
第二回公判で、
マネージャーとタレントの肉体関係の存在、
プロダクションと作詞家、
レコード会社の黒い癒着を暴露、
すなわち、芸能界の裏側を暴露したため、
能界に復帰することは出来なくなってしまったようです。

現在は事件も風化し、安西マリアさんは、
小さなライブハウスなどで歌手活動を続けていたようです。

脳梗塞は、血の血管が細くなって詰まる脳血栓(のうけっせん)と
別の場所、例えば心臓などでできた血栓が
血液の流れに乗って脳の血管で詰まってしまう
脳塞栓(のうそくせん)の
大きく二つに分けることができます。

どちらも動脈硬化が深く関わり、
高血圧や脂質異常症がリスク因子として上げられます。

脳梗塞を防ぐには、
ダイエットと同じで、
バランスのとれた食生活と
適度な運動が大切です。

脳梗塞を予防する漢方薬としては、
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)が有名です。

防風通聖散は一貫堂の薬方で、
もともと臓毒症体質(ぞうどくしょうたいしつ)に
用いられいたもので、
臓毒症体質の特徴として、卒中体質が上げられます。

この他、脳卒中に用いられる漢方薬としては、
 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
 大柴胡湯(だいさいことう)
 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
 抑肝散(よくかんさん,よっかんさん)
 烏薬順気散(うやくじゅんきさん)
 続命湯(ぞくめいとう)
などがあります。

漢方薬は、薬事法で認められた医薬品です。
必ず専門家のアドバイスに従った上で使用しましょう。


血栓を溶かる健康食品・サプリメントとしては、
 ナットウキナーゼ、
 ルンブルキナーゼ
 ヒル
 などがあります。

ナットウキナーゼは
納豆に含まれるタンパク分解酵素の一種です。

ルンブルキナーゼは食用ミミズに含まれる
タンパク分解酵素の一種です。

ヒルは、漢方では水蛭(すいてつ、すいしつ)といい、
陳久瘀血を除くのに使われます。
ヘパリンと呼ばれる血栓溶解酵素を含んでいます。

健康食品は医薬品ではありません。
薬事法上、効能・効果はうたえませんので、
注意が必要です。
posted by HIRO at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

米食品ラベル、20年ぶり大刷新 ミシェル夫人が発表

(コメント)
アメリカで、食品の表示が大幅に変わるとの記事ですが、
日本でも食品表示の変更がありそうです。
現在は、栄養成分表示は義務化されていませんが、
今後は、栄養成分表示が義務化される方向です。
また、今まで、栄養成分表示には、
トランス脂肪酸の表示は、特にはありませんでしたが、
これも記載するようにしようという方向に進んでいます。

トランス脂肪酸の表示については、まだ正式には決定していませんが、
アメリカなどでも表示されていることから、
日本でも表示が義務化される可能性は高いと思われます。

記事で、
「これまでの米国の食品ラベルでは、1人前のアイスクリームの分量を「半カップ」と表示したり、マフィン1パックを「2人前」と表示したりしていたが、新規格では禁止される。表示された栄養成分が1袋・箱分のものなのか、1人分についてなのかといった混乱をなくすためだ。」
と書かれていますが、
日本の場合も似た所があります。
100gあたり、又は100mLあたりの栄養成分表示を行っているものもあれば、
一食分の栄養成分を表示をしているもの、
一袋の栄養成分を表示しているもの等、
商品によって様々です。
TPPの交渉が進めば、
日本でも、同様の規制が入るかもしれません。

ただ、スティック分包したインスタントコーヒーが
沢山入ったものの場合、
一箱の表示よりも、一包の表示の方が適切な気もします。

ただ、日本でもアメリカでも、表示を変えたからといって、
どれほど、健康に効果があるのかは疑問です。

一々、栄養表示を見て食べている人は、
ほとんどいないような気もします。

また、日本では加工食品については
栄養成分表示が義務化されますが、
外食やパンやケーキのように、
お店で製造してそのまま販売するような商品には、
栄養成分は義務化されていません。

例えば同じ弁当でも、
コンビニで買う弁当は、栄養成分表示は必要になりますか、
「ほか弁」のような所で買うと、
栄養成分表示は必要ありません。

家庭で料理を作る場合も、当然ながら、栄養成分はありません。

そう考えると、加工食品の栄養表示だけでは不充分な気もします。


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