2013年12月25日

マリフアナには害があると考える10代若者が減少、アメリカ調査

(コメント)
NIDAは、National Institute on Drug Abuseの略で、
日本語では、米国立薬物乱用研究所と訳されます。

そのNIDAでの調査によると、
マリファナ(乾燥大麻)を危険なものと考える
アメリカの十代の若者が減少しているとのことです。

米連邦法はマリファナ(乾燥大麻)を
合成麻薬であるMDMA(別名:エクスタシー)と
同等に位置付けているとのことですから、
行政と、一般の人との認識に乖離があるようです。

マリファナ(乾燥大麻)が危険であると認識している人が減少していると言っても、
44.1%から、39.5%に減ったということですから、
もともと、危険と認識している人が少なかったようにも感じます。

気になったのは、
「23%近くが調査実施前の1か月間にマリファナ(乾燥大麻)を吸引したと回答し、
調査実施前の1年間では36%が吸引したことがあると答えた。」という所です。
高校生の4割近くが1年間の間に吸引したことがあるということです。

日本の男子高校3年生の煙草(たばこ)の喫煙率が、
1996年と2000年との調査で、36.9%となっているので、
これと同じくらいということです。

煙草(たばこ)は、未成年者は禁止ですが、
調査された頃なら、自動販売機などで、
買おうと思えば買えたような状況です。
逆に言えば、アメリカでは、それだけ身近に
マリファナ(乾燥大麻)があると言えるのではないでしょうか?

日本では、マリファナ(乾燥大麻)は、
大麻取締法で禁止されています。
「麻」という文字が入っていますので、
よく勘違いされますが、
大麻は、麻薬ではありません。
麻薬は、麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)で規制されるもので、
大麻は含まれていません。
あくまでも大麻は大麻取締法の対象です。

アメリカでは医療大麻などは合法とされているようですが、
日本では、医療大麻も認められていません。
昔は日本薬局方にも収載されて、
医薬品としても用いられていたようですが、
現在は使うことも、持つことも禁止されています。
タグ:大麻取締法
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2013年11月11日

“Google Earth”に大麻の畑がハッキリと。違法栽培者が逮捕される。



(コメント)
グーグルアース(Google Earth)といえば、
世界地図として使い、
バーチャルな旅行などを楽しむというのが
一般的だと思うのですが、
今回の記事によると、大麻の栽培が確認され、
逮捕にまでつながったとのことです。

2008年には、カリフォルニア州サンディエゴにある
「クリーブランド国立森林公園」の一角で大麻が栽培されているのが発見されて
話題になったこともあるそうです。
もともと、医療用大麻として30本の栽培は許可されていたようですので、
グーグル・アースが無ければ、
異方栽培は分からなかったかもしれません。


専門家が画像を見れば、大麻であることがわかるのだろうとは思いますが、
広い地図の中から、どうやって、大麻の画像を探すのかが、気になる所です。
まさか、端から端まで、丹念に見ていくわけにもいかないでしょうし……。

日本でも大麻の栽培は、
大麻取締法で、大麻の栽培は制限されています。

大麻取締法の第24条で、「大麻を、みだりに、栽培し、本邦若しくは外国に輸入し、又は本邦若しくは外国から輸出した者は、七年以下の懲役に処する」とあります。

日本でも、屋外で大麻を栽培して見つかる事件がたまにありますが、
今後は、グーグル・アースを利用して摘発する案件も出てくるのでしょうか?

大麻取締法で規制される大麻だけでなく、
麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)で規制されるケシなども、
グーグル・アースで見つかったりすれば話題になりそうです。

まさに、「天知る地知る」の状態になってきます。

犯罪の抑止になるのは良いですが、
常に見張られているようで、ちょっと恐い気もします。
タグ:大麻取締法
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2013年10月01日

ASKA(あすか)苦悩明かす「違法なことはやっていない」薬物疑惑を否定



(コメント)
 人気デュオのチャゲ&アスカ(CHAGE and ASKA)のASKA(飛鳥)さん55歳に、
覚せい剤吸引の疑惑が上がっていて、
8月1日発売の「週刊文春」など、一部の週刊誌が、アスカさんの覚せい剤吸引疑惑を
報道しているようです。

しかし、ASKAさんの公式ホームページで、9月27日に、
「記事にあるような、違法なことは一切やっていません」と、
全面したそうです。

8月1日に報道があって、9月27日に否定するメッセージと、
約2ヶ月かかっていて遅過ぎるような気がするのは私だけでしょうか?

反論しても、逆に話題になってしまうので、
だまっていたのでしょうか?

日本では、覚せい剤取締法によって、
覚せい剤の使用は禁止されています。

ちなみに、覚醒剤の「醒」の字は、
2010年の常用漢字改正により、常用漢字になりましたが、
法律は、覚せい剤取締法のままのようです。

そのため、新聞などでは、覚醒剤と書きながら、
その法律は覚せい剤取締法と、
書き方に統一性がなくなってしまっています。

なお、大麻や覚せい剤は、麻薬と同じように扱われがちですが、
法律上は全く別のものになります。

大麻は大麻取締法、覚醒剤は覚せい剤取締法、
麻薬は麻薬及び向精神薬取締法、略して麻向法で規制されます。


芸能界では、一時薬物汚染が問題になりましたが、
CMや番組のスポンサーが、違法薬物を使用していない旨を確認できたタレントしか使わないようにすれば、
簡単に浄化できるように思うのですが、どうでしょうか?

相撲界で薬物汚染が問題になった時に、全ての力士を検査したと思いますが、
同じようにはできないのでしょうか?
posted by HIRO at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大麻取締法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

オランダの専門店、「大麻マヨネーズがけポテト」発売へ



(コメント)
オランダでは、大麻は合法、というか黙認されているようですが、
カフェで大麻を吸えるようです。

日本では、大麻取締法(たいまとりしまりほう)で、大麻の使用を禁じられています。

記事のソース(マヨネーズ)は、
大麻ではあるものの、主成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は含まれていないようなので、
もしかすると、日本でも使用は可能なのでしょうか?

大麻取締法では、
「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。
ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
となっていますので、
上記の大麻マヨネーズに使われている大麻が、成熟した茎や種子であれば、
日本でも合法ということになりそうです。

ここで、種子は大麻にあたらないと出ていますが、
この大麻の種子は、実は身近な所で使用されています。

七味唐辛子の中に入っている麻の実(おのみ)が
大麻の実のことです。
大麻取締法では、使用がOKとなっていますので、
大麻ではありません。
ただ、これを発芽させると、違法となります。

通常は発芽しないように加熱処理されていますので、
発芽する心配は無いと思いますが、
気を付けましょう。

大麻は、「麻」という字が入っているので、
麻薬と間違われ易いですが、
法律的には麻薬と大麻は別物です。

麻薬は、麻薬及び向精神薬取締法、
略して、麻向法で規制されます。

また、覚せい剤も、覚せい剤取締法で規制されるもので、
厳密に言えば、麻薬とは異なります。

大麻、覚せい剤、麻薬、
いずれも違法な薬物になりますので、
取り扱いには充分注意しましょう。
タグ:大麻取締法
posted by HIRO at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大麻取締法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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