(コメント)
今シーズンは暖冬で、インフルエンザの流行も遅れ気味のようです
前週の定点当たり報告数は、4.11だったのですが、
18〜24日に報告された定点当たり報告数は10.56となり
前週比6.45人増となっています。
全47都道府県で前週の報告数よりも増加がみられますが、
多いのは、
1.新潟県 (29.28)、
2.沖縄県 (18.22)、
3.青森県 (16.45)、
4.千葉県 (14.13)、
5.福岡県 (13.68)、
6.神奈川県 (13.06)、
7.岩手県 (12.75)、
8.埼玉県 (12.70)、
9.長野県 (12.67)、
10.秋田県 (12.22)、
となっていて、地域的な片寄りは無く、
全国的にインフルエンザの感染者が増えているようです。
インフルエンザの型としては、
AH1pdm09の検出割合が多く、次いでB型、AH3亜型の順で
報告が多くなっています。
なお、AH1pdm09の
「A」は「A型」のことで、
「H1」は「H1N1」の略、
「pdm」「パンデミック(pandemic)」の略、
最後の「09」は、「2009年」に流行したという意味で、
2009年に流行した、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)のことのようです。
2009年は大騒ぎになったのに、
今となってはこのインフルエンザにかかっても、
ほとんど問題にされないのはどうしてでしょうか?
そもそも2009年に流行した際も、
感染力は強いものの、致死率は通常のインフルエンザよりも
低いのではないかと言われていました。
これ入試という受験生も多いと思いますが
風邪やインフルエンザにかからないように
気を付けたいものです。
風邪薬は、風邪やインフルエンザには効かないと言われています。
もし、風邪やインフルエンザにかかってしまったら、
休息をとるのが一番です。
その前に、風邪やインフルエンザに感染しないように
予防するのが重要です。
風邪やインフルエンザの予防には、
手洗いやうがい、マスク、人混みを避ける
などがあります。
ココアにインフルエンザを予防する効果があるという研究もあります。
森永製菓の研究によると、ココアを飲むと、
「NK(ナチュラルキラー)細胞」が活性化するとのことです。
ココアに含まれる、ポリフェノールの一種であるカカオポリフェノールなどが、
ウイルスなどを攻撃するNK細胞を活性化し、免疫力を高め、
インフルエンザや風邪にかかりにくくなるようです。
この他、乳酸菌にも風邪やインフルエンザを予防する働きが期待されています。
風邪薬を飲む前に、このような身近な食べ物・飲み物で
予防した方が良いかもしれません。