2014年10月30日

牛乳の飲み過ぎは健康に悪い?スウェーデン研究 2014年10月29日 14:08 発信地:パリ/フランス


(コメント)
牛乳が体に悪いとは、一部では有名な話です。
ただ、牛乳が体に悪いという理由も科学的とは言えないものもあります。

例えば、極端に牛乳を飲んで病気になったのを取り上げたり、
他の動物の乳を飲むのは人間だけだからおかしいというのが理由として
上げられたりしています。

他の動物がしないからダメだと言う理由であれば、
他の動物は調理しないので、調理したものを食べてはいけないとか、
他の動物は栽培や養殖をしないので、
栽培や養殖したものを食べるといけないとか、
他の動物はお金を使ったりしないので、お金で買ったものは食べてはいけない
ということにもなりかねません。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉があるように、
食べ過ぎれば体に悪いのは当然です。

食塩にしても、体には必要なものですが、
食べ過ぎると高血圧のリスクが高まります。

水も飲み過ぎれば水中毒になり、
死亡することもあります。

牛乳は日本人にはもともと馴染みがなく、
西洋から伝わってきたものと思われがちですが、
実際には、日本でも昔から乳製品はありました。

日本では645年に百済からの帰化人(渡来人)の子孫、
善那(ぜんな)によって牛乳と酪や蘇といった乳製品が
天皇家に献上されたとされています。

645年といえば大化の改新が有名ですが、
そんなに昔に、日本にも伝わっていたようです。

蘇は、牛乳を煮つめて固めたチーズのようなもので、
醍醐はバターオイルのようなものだったのではないかと言われています。

仏陀(ぶっだ)も乳製品を食べ、悟りにつながったと言われていますので、
乳製品がどこまで体に悪いのかわかりません。

ただ昔から牛乳をたくさん飲む所の方が骨折が多いという、
カルシウム・パラドックスという現象が知られています。

カルシウムの補給に牛乳が良いとよく言われますが、
果たしてそうなのか、疑問が残る所もあります。

カルシウムが多い食べ物としては、
殻ごと食べるエビがあります。
煮干しやえんどう豆もカルシウムが多いようです。

何事もバランスが大切です。
牛乳だけにたよらず、
色々なものからカルシウムを取るようにしまそょう。

また、カルシウムを摂る際には、
マグネシウムも摂る必要があります。

カルシウムのみを摂取すると逆に体に悪いようです。
気を付けましょう。

カルシウムは、骨や歯の健康に役立ちます。
虫歯になった歯を治すことはできませんが、
カルシウムの補給は虫歯の予防に役立つと考えられます。

posted by HIRO at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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