(コメント)
アトピービジネスという言葉があるように、
アトピーに悩んでいる人は沢山いて、
その治療に難儀Lしているようです。
今回の記事では、乳児の肌を保湿することで
アトピーが改善されるとのことです。
アトピーの肌に保湿が必要なことは良く知られていて、
ワセリンなどで保護するだけでも
かなり効果があると言われています。
アトピーで皮膚がかゆくなると
かきむしってしまい、
その為に肌が傷付いてしまい、
外側からの刺激物質が入り易くなり、
更にかゆくなるという悪循環に落ち入ることが多いようです。
この悪循環を断ち切る為に、
ワセリンなどで保護すると、
良くなるというわけです。
実際、手の届かない、背中などは、
アトピーが悪化しないことが知られています。
保湿がアトピーに重要なわけですが、
記事にあるような保湿剤を使う他に、
食べ物で、皮膚の保湿作用が出るものもあります。
その中でも有望なものがセラミドです。
実際にはスフィンゴ糖脂質と呼ばれるものですが、
これを食べることで、皮膚の保湿作用が高まることが
確認されています。
ただ、その作用機序は良くわからない所があります。
冬場に乾燥して肌がかゆくなる人がいますが、
このような人も、セラミドの摂取すると
痒みが出にくくなります。
アトピーは炎症が関与していますが、
この炎症には脂肪酸が重要な働きをしています。
この脂肪酸が異なると、炎症の起こり方も異なるようです。
DHAやEPAのような、オメガスリー(ω-3)(n-3)と呼ばれるような脂肪酸は炎症がひどくなりにくく、
リノール酸などは、炎症がひどくなり易いと言われています。
サプリメントとして、
DHAやEPAの入ったものを摂取すると、
炎症がやわらぐようです。
近年、DHAやEPAは、中性脂肪を下げたり、
ダイエットに効果があることでも注目を集めています。
健康食品にも色々なものがありますので、
信頼できる所のものを利用しましょう。
また、これらこのことは、事実であっても
広告として利用して販売すると
薬事法違反となりますので、
注意しましょう。