2014年10月05日

とくに子どもはリスク大!世界で広がる「予防不可能な」新しい感染症とは


(コメント)
記事によると、アメリカの中部と東海岸で、
“エンテロウイルス68型(EV-D68)感染症”が
流行しているそうです。

エンテロウイルスとは、
英語でenterovirusと書き、EVと略称されます。
ピコルナウイルス科のエンベロープのない一本鎖RNAウイルスです。

エンテロウイルスは、腸管内で増殖するウイルスの総称のため、
腸管ウイルスとも呼ばれます。

ポリオ、コックサッキー、手足口病、ヘルパンギーナなどが
エンテロウイルスに含まれます。

このエンテロウイルスに関して、アメリカ合衆国では年間1000万-1500万件の感染症を起こしていると
推測されています。
また、エンテロウイルスは、アメリカ合衆国では少なくとも年間3万-5万人の入院を起こし、
その多くは無菌性髄膜炎であると推測されています。

ただし、エンテロウイルスの中でポリオウイルスについては、
WHOが推進している世界的なポリオワクチン接種の成果として、
近い将来地球上から消滅する可能性が高いと考えられています。


話題になっている“エンテロウイルス68型感染症”には、
ポリオなどと違い、この新しい感染症である予防接種がありません。
当然ですが、ウイルスですから抗生物質は効果がありません。
(ちなみに、インフルエンザで抗生物質を投与するのは二次感染を抑制する為と言われていますが、
余り意味がありません。)

つまり、エンテロウイルス68型に感染した場合は、
これといった治療方法が無いということです。

症状としては風邪(カゼ)と似ていて、
咳(せき)、くしゃみ、鼻水、体の痛み、熱などがあげられます。
とくに小さい子どもや、喘息を持った子どもにとっては、
極度の呼吸困難を伴う場合があるので、
エンテロウイルス68型は、とても危険です。

このような場合に、風邪薬を投与するのは
やめた方が良いかもしれません。
少し前に話題になったデング熱では、
解熱剤を投与すると逆に悪化するということで、
問題となりました。

風邪の場合も、一般の風邪薬を飲むよりも
薬は飲まずに、おとなしく寝ている方が回復が早いとも言われています。

風邪薬は症状を抑えるだけで、
風邪を治すわけではありません。
風邪の症状も病気を治す為の体の反応という面もあるので、
薬で無理に症状を抑えると逆効果になることがあります。

エンテロウイルス68型の予防方法は、
基本的に風邪やインフルエンザと同じです。
記事では、下記の5点が上げられています。
(1)手洗い、うがい、鼻のうがいを習慣にする。
(2)洗っていない手で、目や鼻、口などを触らないようにする。
(3)感染症にかかっている人には、できるだけ近づかない、食べ物をシェアしない、握手など、直接の接触を避ける。
(4)ドアや洗面所、トイレ、キッチンなどの除菌を心がける。
(5)ビタミンD、C、亜鉛などを含む、免疫力を高める食材を食べる。

これらのことは風邪やインフルエンザの予防にもなりますので、
守りたいものです。
posted by HIRO at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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