2014年06月29日

歯科訪問診療に力 高齢社会へ医師側も対応変化


(コメント)
 高齢化に伴い、寝たきりなど自力での移動が難しくなり、
歯科医院に行けなくなる人が増えてて、
介護する側もなかなか口の中まで手が回らないのに対応して、
最近、歯科の訪問診療に力を入れ出してきているという記事です。

歯科での治療といえば、
虫歯や歯周病の治療や入れ歯の調整くらいしか
思い浮かびませんでしたが、
最近は、口の周りの口輪筋(こうりんきん)を鍛える訓練など
自力で食べられるようにするトレーニングなどもやっているそうです。

口の中の健康は、全身の健康にも深く関わっているといいます。
歯周病や虫歯、更に義歯が合わないなどで、
しっかりとかんで食べられなくなると、
栄養状態が悪くなるのは当然です。

更に、歯周病や虫歯を放置しておくと、
口の中の細菌が、血液に入り込み、
糖尿病や心筋梗塞などの
生活習慣病を悪化させたりするようです。

また、しっかりと飲みこめず、
肺の方に入ってしまうと、
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こしてしまいます。

現在の死因の第2位は肺炎ですので、
この誤嚥性肺炎も深く関わっていると思われます。

単に風邪と思って医薬品の風邪薬を飲んでも治らず、
実は肺炎だったという可能性もあります。


別の事情として、
歯科医院の経営が大変なことも、このような訪問による
歯科治療が行なわれるようになってきているのかもしれません。

posted by HIRO at 06:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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