2014年06月27日

「脱法ハーブの影響と分かった」逮捕の男、運転困難認識か


(コメント)
 脱法ドラッグを使用した後で、車を運転し、
運転を誤って歩道に突っ込んで
8人が死傷した事件で、
容疑者は、脱法ハーブを吸引すれば運転が困難になる危険性を認識していたのではないかという記事です。

脱法ハーブは、脱法ドラッグとも呼ばれ、
以前は、合法ドラッグとも呼ばれていました。

ただ、「合法」といっても、
麻向法(麻薬及び向精神薬取締法)、
覚せい剤取締法、
大麻取締法、
などに違反していないということで、
薬事法などには違反しることがほとんどでした。

また、禁止されている成分と
基本的な構造は同じで、一部だけが異なるものを使用して、
麻向法(麻薬及び向精神薬取締法)、
覚せい剤取締法、
大麻取締法、
などをすりぬけているものもあります。

一部とはいえ、構造が異なるので、
法律的にはただちに違法とは呼べませんが、
基本的な作用は同じなので、
危険です。
更に一部の構造が異なることによって、
作用が強くなったり、逆に弱くなったりして、
毒性も強くなったり、
いわゆる副作用なども起こり易くなる可能性もあります。

記事にもあるように、
脱法と呼ぶと、違法でないように思われますが、
実際には違法な場合が多いのが実体です。
東京都などは違法ドラッグという呼び方をしています。

このような脱法ドラッグの使用は、
麻向法(麻薬及び向精神薬取締法)、
覚せい剤取締法、
大麻取締法などで規制される薬物の
入口にもなり易く、
使用することは危険です。

このような違法なドラッグは使用しないようにしましょう。

医薬品は使い用です。
麻薬の一種である「コデイン」は、
風邪薬の中に、咳止めとして配合されていたりします。

また、癌(がん)の痛みを抑える医薬品も
「モルヒネ」やその類似物質です。

麻薬と聞いて、使用をためらる方も多く、
医師や薬剤師など、専門家にも、
使用をためらう人がいるようです。

しかし、癌(がん)などの痛みがある時に使う場合は、
依存症は出ないと言われています。

QOL(生活の質)を高める為に、
最近は、鎮痛薬としての麻薬の使用が
積極的に進められています。

危険な麻薬も、使い方次第で、
りっぱな医薬品となります。
posted by HIRO at 05:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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