2014年06月26日

死のエボラウイルス


(コメント)
 西アフリカで流行しているエボラ出血熱は、
「もはや制御不能」な状態とも言われています。

世界保健機関(WHO)の18日の声明では、
2月以降の死者がギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国で
計330人を超えたそうです。

内訳は、ギニアで264人、
シエラレオネで49人、
リベリアで24人の
計337人です。

かなりな勢いでエボラ出血熱の感染が広がっていますが、
患者を隔離し早期に治療すれば、
感染拡大が防げるとも言われています。

エボラ出血熱は英語で、Ebola hemorrhagic fever と言います。
潜伏期間は通常7日程度で、
発病は突発的です。

発症の症状としては、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、嘔吐、下痢、腹痛などです。
日本でなら、風邪と間違われそうです。

風邪は万病のもとと言われますが、
多くの病気の初期症状が風邪に似ているので、
このように言われるようになったとも言われています。

風邪薬として使われる麻黄湯(まおうとう)や葛根湯(かっこんとう)も、
ごく初期のうちなら、エボラ出血熱に効果が出るのでしょうか?

出ている症状が同じであれば、
漢方薬も効く可能性はあると思われます。

エボラ出血熱に対するワクチンはなく、
有効かつ直接的な治療法は、まだ無いので、
麻黄湯葛根湯のような漢方薬も、出番があるかもしれません。

ただ、あくまでも使える可能性があるというだけで、
実際に効果があるのかどうか、
はっきりとしたことはわかりません。

風邪薬としてなら、もしはずしても、自然に治ることも多いので、
それほど緊張感は無いですが、
エボラ出血熱は致死率が高いので、
生死を分かつかもしれないと思うと、
躊躇されます。

やはり、その辺りは、専門家にまかせた方が良さそうです。

漢方薬といえども、
医薬品ですので、
副作用の可能性はあります。
副作用が出ないまでも、単に病名のみで漢方薬を使うと、
効果が出ない場合の方もあるようです。

posted by HIRO at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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