コーヒーにはカフェインが含まれ、利尿作用があり、
脱水症状を引き起こす可能性があると言われていましたが、
この記事によると、単に水を飲んだ時と同じだということです。
これでまた一つ、コーヒーに対する認識が良くなりそうです。
コーヒーは昔から胃に悪いなど、
体に悪いイメージがありますが、
最近は、コーヒーの健康効果が注目されています。
カフェインが含まれていますので、
覚せい作用があるのは昔から良く知られています。
更に、江戸時代の長崎で使われていた漢方薬には、
コーヒーを入れた胃腸薬もあったようです。
胃に悪いと言われているのと真逆の使用方法です。
(漢方薬で胃腸薬という表現は厳密にはおかしいですが、
わかりやすくする為に書いています)
漢方薬は医薬品ですので、
昔はコーヒーも医薬品だったということでしょうか?
漢方薬の中には、通常の食品にも使われる素材もありますので、
漢方薬として使われているから、即、医薬品とはいえませんが、
江戸時代で、コーヒーが一般に飲まれていたとは想像しにくいので、
医薬品としての認識が高かったかもしれません。
トクホで認められているコーヒーといえば、
花王のヘルシアコーヒーや
サントリー食品インターナショナルの
ボスグリーンがあります。
関与する成分としては、
ヘルシアコーヒーは、クロロゲン酸
ボスグリーンは、コーヒーマンノオリゴ糖(マンノビオース)
と別の成分になっています。
また、コーヒーそのものの効果ではありませんが、
難消化性デキストリンを加えたコーヒーも
トクホとして認められています。
この他、
認知機能が上がったり、記憶力が良くなったり、
2型糖尿病や肝疾患(肝がん、肝硬変)の発症リスクが
コーヒーを飲むことによって下がるとも言われています。
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」と言いますので、
いくらコーヒーが健康に良いと言っても飲み過ぎには注意したいものです。
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