タバコに害があるのは昔から良く言われていましたが、
今回の記事は、以前にも増して、
タバコには、
肺がん以外に肝がんや失明、糖尿病、性的不能など
多くの健康問題を引き起こす可能性があるとのことです。
その理由として、
タバコの製造法、そしてたばこに含まれる化学物質は年月を経て変わってきたことが上げられています。
タバコの製造方法が変わったというのは、
どのように変わったのでしょうか?
また、含まれる化学物質が変わったというのも
どういうことでしょうか?
また、記事によると
アメリカの喫煙率は、
50年前の1964年には42%だったのが、
現在18%にまで下がっているそうです。
それに対して日本の喫煙率は、
男性で昭和41年(1961年)に83.7%だったのが、
現在は、32.2%に減っているようです。
女性は、昭和41年(1961年)に18.0%だったのが、
現在は、10.5%に少し減っているようです。
男女合計では、20.9%となつています。
こうしてみると、日本の喫煙率はアメリカよりも
高いようです。
一般的に、先進国の中でも日本人の喫煙率は高いと言われています。
たばこが燃えると「7000種類以上の化学物質による複合混合物が生まれ、それが広範囲にわたる疾患を引き起こす」と書かれています。
化学物質として含まれるものとしては、
アセトン、ブタン、ヒ素、カドミウム、一酸化炭素、トルエン
などがあります。
また、ニコチンも含まれています。
タバコには、依存性があると言われています。
これは、タバコにニコチンという物質が含まれている為です。
ニコチンは、麻向法で規制される
麻薬にも劣らない依存性をもつ薬物で、
ニコチンはヘロインと同じくらい、やめるのが難しいとも言われています。
各使用者のなかで依存症になる人の割合は、
ニコチン>ヘロイン>コカイン>アルコール>カフェインと言われています。
依存症になった人での禁断症状の強さは、
アルコール>ヘロイン>ニコチン>コカイン>カフェイン
と言われています。
依存症になった人でのやめることの難しさは、
アルコール=コカイン=ヘロイン=コカイン>カフェイン
とされています。
これだけ見ると、
タバコも、麻向法や覚せい剤取締法、大麻取締法などの
薬物を取り締まる法律で取り締まった方が良いように気がします。
タバコは一種の薬物中毒と考えられます。
ですので、現在は、医療機関での治療の対象となっています。
タバコは、やめられるのであれば、やめたいものです。