2014年01月16日

カフェインで記憶力が向上、アメリカ研究

(コメント)
 カフェインと言うと、眠れなくなるなど、余り体に良いイメージがありませんが、
今回の記事によると、濃いエスプレッソコーヒー約2杯分に相当する200ミリグラムのカフェインを、服用すると、
記憶力が上がり、
認知症の予防効果が期待できるとのことです。

 カフェインには、眠気ざましの作用がありますので、
なんとなく、脳をしゃっきりとさせ、
記憶力を上げるような気もしますが、
これを確認したのは、初めてのようです。

コーヒーやお茶を飲みながら、
受験勉強するのが効果的かもしれません。

カフェインは、眠気をさますだけでなく、
血管を拡張し、血流を良くしたり、
胃酸の分泌を高めて消化を促進したり、
尿利を付けるなどの作用もあります。

身近なカフェインですが、
実は、薬事法では1回(1錠・1包等)あたりに
500mg以上のカフェインを含むものを劇薬に指定しています。
 薬事法で劇薬とは、「劇性が強いものとして厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する医薬品」とされています。

カフェインの半数致死量(LD50)は約 200 mg/kg ですので、
体重が50kgだと、10gで半分の人が死ぬことになります。

記事におけるカフェインの量は、
200mgでしたので、
危険な量ではなさそうです。


 カフェインといえば、コーヒーが思い浮かびますが、
その他にも、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート、コーラ、栄養ドリンクなどにも含まれています。

 コーヒーが苦手な人は、
カフェインを補給する目的であれば、
コーラや栄養ドリンクなどでも良いかもしれません。

ココアなどは、体にやさしいイメージが強いですが、
1杯あたり、10〜20mg程度のカフェインが含まれるそうです。

コーヒーやお茶などに比べると少ないものの、子供は体が小さいので薬物の影響を受け易く、気を付けた方が良いかもしれません。


また、カフェインには不眠、めまいなどの副作用もありますので、
摂り過ぎには注意しましょう。

更に、カフェインは、習慣性があります。
習慣的にカフェインを摂取していた人が、
急に摂取しなくなった場合、
頭痛、不安、疲労感、集中力の欠如、
抑うつが現れることがあります。

麻向法や覚せい剤取り締まり法、
大麻取締法などで規制される薬物ではないものの、
やはり注意が必要です。

記憶力を良くする為に摂り過ぎるのには
気を付けたいものです。

最近、コーヒーには、
心疾患に良い、
糖尿病に良い、
肝臓に良いなど、
様々な健康効果が言われています。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸という
ポリフェノールの一種が、
関与しているのではないかと考えられています。

クロロゲン酸は、
糖分の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える作用があります。
更に、ラジカルをつかまえる作用もあるため、
抗酸化作用も期待できます。

砂糖やミルクなどを入れずに飲めば、
コーヒーも体に良いのかもしれません。

posted by HIRO at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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