睡眠不足が体に悪いのは体験的にもわかります。
一般的には、睡眠不足は、記憶力の低下や肥満、高血圧、うつ病、糖尿病などを引き起こすと言われています。
記事では、睡眠不足により、脳損傷の際に血液中で増加する「神経特異エノラーゼ(NSE)」と
「S100カルシウム結合タンパク質B(S100B)」と呼ばれる物質が約20%増加していたとのことです。
NSEは神経内分泌腫瘍や肺癌,特に肺小細胞癌の腫瘍マーカーとして広く用いられています。
S100Bは、様々な種類の細胞によって作られるタンパクで、
関節リウマチなどの炎症性疾患や
一部の種類のがんで多量に作られます。
睡眠が重要であることはわかっていても、
逆になかなか眠れない、
不眠症の人も増えているようです。
眠りたいのに眠れないのもつらいものがあります。
不眠症に良く使われる漢方薬としては、
大柴胡湯(だいさいことう)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
抑肝散(よくかんさん)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
加味逍遙散(かみしょうようさん)
帰脾湯(きひとう)
加味帰脾湯(かみきひとう)
酸棗仁湯(さんそうにんとう)
などがあります。
漢方薬は、医薬品です。
副作用は比較的少ないと言われてはいますが、
必ず専門家に相談して使用しましょう。
病名だけで漢方薬を使用すると、
体に合わずに、思わぬ副作用が生じることもあります。
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