2014年01月03日

アセチルコリンが海馬に記憶が形成される引き金だった - 山口大が解明


(コメント)
 アセチルコリンは、神経伝達物質の一種です。
神経伝達物質とは、神経細胞から神経細胞へと情報を伝える物質です。
アセチルコリンは、副交感神経や運動神経で刺激を伝達し、
血管拡張、
心拍数低下、
消化機能亢進、
発汗などを促す作用があります。

また、学習、記憶、睡眠、目覚めなどに深くかかわっているとも言われています。

今回の記事は、
学習前後の海馬内のアセチルコリンの分泌量を測定したところ、
アセチルコリンは学習中から分泌量が増加し、
学習後にも高く維持されることが判明したとのことです。

記事にもあるように、アルツハイマーは、アセチルコリンの量が減ることが関与していると
考えれれていますので、
今回の実験結果と合わせ、アルツハイマーの治療にも応用できるようになるかもしれません。

アセチルコリンの量を増やすには、
アセチルコリンの産生量を増やす方法と、
アセチルコリンの分解を抑制する方法とがあります。

更にアセチルコリンの産生量を増やす方法として、
アセチルコリンの原料となる物質を補給する方法と、
代謝を盛んにする方法とが考えられます。

アセチルコリンの原料となる物質としては、
コリンとして、ホスファチジルコリン(PC)があります。
レシチンと呼ばれることもありますが、
健康食品・サプリメントの原料としては、
大豆由来のものと、卵黄由来のものがあります。
価格的には、大豆由来のものが安いようです。

アセチルコリンの産生を高める栄養素としては、
ビタミンB1やビタミンB12などがあります。

アセチルコリンの分解を抑制する成分としては、
ヒカゲノカズラという植物から抽出された
ヒューペリジンA(ヒューパジンA、Huperzine A)があります。

Huperzine Aは、アセチルコリンを分解する酵素である
アセチルコリンエステラーゼの阻害作用があります。
アセチルコリンエステラーゼの働きを阻害することで、
アセチルコリンの濃度を高めることができると考えられています。

バコパ(Bacopa monnieri)、別名ブラーミー(Brahmi)も、
脳内のアセチルコリンエステラーゼの活性を抑制し、
アセチルコリンの量を増やす作用があると言われています。

高齢化が進み、今後は認知症の患者さんが益々増えると考えられています。
今回の研究が進み、
アルツハイマーの改善に良いものができれば幸いです。


posted by HIRO at 15:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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