2013年12月31日

皮膚に生きた蛭這わせる「ヒル療法」、インドで人気

(コメント)
ヒルは、漢方では、水蛭(すいしつ・すいてつ)と呼ばれ、
陳久瘀血(ちんきゅうおけつ)陳旧瘀血(ちんきゅうおけつ)と呼ばれる
瘀血が永年の経過を経たもので、なかなか治りにくいものとされています。

この陳久瘀血(陳旧瘀血)を除く漢方薬方としては、
抵当湯・抵当丸(ていとうとう・ていとうがん)
大黄䗪虫丸(だいおうしゃちゅうがん)
下瘀血丸(げおけつがん)などがあります。

慢性病(生活習慣病)の多くは瘀血が関与していると言われていて、
特に慢性化したものは、陳久(陳旧)瘀血が関わっているとされていますので、
上記の漢方薬方の使用は重要だと考えられます。

ただし、残念ながら、
現在の医療用漢方製剤や一般用漢方製剤、
すなわち薬事法で認められた医薬品としては、
これらの漢方薬は存在しません。

自費診療で漢方薬を扱っているような所であれば、
ヒルのような、陳久(陳旧)瘀血を除くような漢方薬を使っているかもしれません。

ヒルが血を吸った傷口からは、
出血がなかなか止まりません。
これはヒルジンと呼ばれる酵素によるものです。

日本の民間療法でもヒルに血を吸わせる療法はあります。
ヒル腸内の常在菌による創傷感染も報告されていて、
ほとんどは、局所の軽度感染例のようですが、
時には、敗血症(はいけつしょう)や
患肢切断に至った重傷例もあるようです。

そういう意味では、記事の療法やヒルを使った日本の民間療法も
危険かもしれません。

陳久瘀血・陳旧瘀血に使用される生薬としては、
水蛭の他に、虻虫(ぼうちゅう)、䗪虫(しゃちゅう)、乾漆(かんしつ)などもあります。
posted by HIRO at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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