2013年12月16日

ファンケル、ココア味のホット青汁「リッチココア」発売


(コメント)
 「ココア味のホット青汁」ということですが、色はどうなんでしょうか?
パッケージを見る限りは、ココアの感じなので、
もはや青汁とは呼べないような気もします。

 一般に青汁とは、緑黄色野菜をしぼった汁のことを言います。
最初の頃はケールの青汁が有名だったと思います。
大方の大家であった、故大塚敬節先生も、普段からケールをめしあがられていたようです。
ただ、大塚敬節先生の場合は、青汁にせずに、葉っぱをそのまま食べる健康方法で、
青汁とは少し異なります。

ケールは、キャベツの原種と言われ、
アブラナ科の植物です。
キャベツと異なり結球しません。
葉ボタンもケールの一種だそうです。

アブラナ科の植物は、S-メチルシステインスルフォキシド(S-methylcysteine sulfoxide)
という物質を含んでいて、この物質がジメチルジスルフィド(dimethyl disulfide)へと
変化し、溶血性貧血を起こします。
溶血性貧血を起こすと、尿は赤色あるいは褐色になります。
粘膜は貧血で退色しますが、黄疸を起こすこともあります。
ただし、このようになるのは、反芻動物だけのようです。

青汁全般は、カリウムが多いので、
人工透析を受けている人は、注意が必要です。

また、ビタミンKも多く含まれていますので、
医薬品のワーファリン(ワルファリン)と相互作用を起こし易く、
ワーファリン(ワルファリン)を飲んでいる人は、
青汁は禁止されることが多いようです。


最近の青汁は、大麦若葉を主体にしたものが多く、
ケールの青汁に比べると格段に飲み易くなっています。

また、桑の葉の青汁があります。
桑の葉には、特有の成分である
デオキシノジリマイシン(DNJ)と呼ばれる成分が含まれていて、
これが、糖の分解を抑制して、血糖値の上昇を抑制すると考えられています。

記事のファンケルの青汁は、ケールの青汁に、ツイントース、ココア、豆乳を加えたものです。
豆乳も飲みにくいものがありますが、
このココア青汁の味はどうなるんでしょうか?

ちょっと想像がつきません。

1箱(5袋入り)が750円ということは、
1袋が150円もするということで、
ちょっとお高いようです。

野菜不足解消の足しにはなりそうですが、
乾燥させる際に熱がかかりますので、
一部の栄養素は破壊されている可能性もあります。
野菜は野菜でしっかりと摂った方が良いと思います。

やはり基本はバランスのとれた食生活です。
タグ:青汁 医薬品
posted by HIRO at 19:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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