2013年12月13日

女性もかかる睡眠時無呼吸症候群 閉経後に高まる危険

(コメント)
 睡眠時無呼吸症(SAS)というと、太った男性がかかる病気というイメージがありますが、
やせた女性でも睡眠時無呼吸症になる可能性があるとのことです。

また、睡眠時無呼吸症候群は、
日中に眠くなり、居眠りしてしまい
時故などを起こすことがよく取り上げられますが、
それだけでなく、
糖尿病や高血圧、脳卒中、心臓病など、
いわゆる生活習慣病と呼ばれるものとも
深く関わってきているようです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の多くは
気道が塞がったり狭くなったりすることで起こる閉塞(へいそく)型です。

睡眠時無呼吸の患者は、推定で国内に200万人もいると考えられています。

女性にも睡眠時無呼吸症候群になりやすくなるのは、
更年期以降で、女性ホルモンの「プロゲステロン」が減少することが関係しています。
更年期前までは、プロゲステロンがしっかりと働き、
呼吸中枢を刺激し、横隔膜(おうかくまく)を収縮させ、
肺は広がり、酸素を取り込むことができます。

しかし、更年期以降は、プロゲステロンが減少し、
睡眠時無呼吸症になりやすくなります。
50歳以上では、睡眠時無呼吸症候群になりやすさについて、
男女差は無くなるそうです。

肥満が睡眠時無呼吸症候群の原因の一つと言われますが、
実際には肥満でなくても、「あご」が小さいと
睡眠時無呼吸症候群のリスクが高くなるそうです。

顎(あご)が小さいと、口の中の容積が小さく、
舌が奥へと押しやられてしまい、
ほんの少し太っただけでも簡単に気道がふさがってしまいます。

治療法には、鼻マスクとホースを装着して空気を気道に送り込み、
圧力をかけふさがっていた気道を広げる
CPAP(シーパップ)療法や
寝ている時だけマウスピースを使う方法があります。

また、体重を落とすことも重要です。

睡眠時無呼吸症候群の治療は、高血圧や肥満の改善にもつながります。
年齢を重ねて痩せにくくなったという方は、
もしかすると、この睡眠時無呼吸症候群になっているのかもしれません。
posted by HIRO at 20:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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