2013年12月09日

C型肝炎 治療期間短縮する新薬登場 つらい副作用を軽減

(コメント)
C型肝炎に対して、短期間で高い治癒効果をあらわし、
副作用も少なくなると期待される新しい医薬品が
出てきたとの記事です。

肝炎とは読んで字の如く、
肝臓の炎症です。

肝炎は一般にウイルスが原因で起こります。
主なウイルスとして、A、B、C、D、E型の5種類のウイルスがあります。

その他の肝炎の主な原因はアルコールの過剰摂取や薬剤の使用によるものです。

つまり、C型肝炎(Hepatitis C)とは、
C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで発症する性肝炎の一種です。

C型肝炎ウイルスの感染者は、日本に約200万居ると考えられています。

C型肝炎の感染経路は、注射針の共用が最も多いとされています。
医療用の針であれば、現在は使い捨て(ディスポーザル)なものが多く、
高度に管理されていますので、
問題は無いようですが、
以前は、集団の予防接種の際などに、
注射針の共用がされていました。
現在では、医療従事者の「針刺し事故」などがあります。
刺青(いれずみ)やボディーピアスに使用する針から感染する場合もあります。

輸血による感染の可能性もありますが、
現在ではほとんどみられなくなっています。

性行為やC型肝炎に感染した妊婦から新生児へ感染することは、まれです。

C型肝炎の初期症状は軽く、気付かないことも多いようです。

C型肝炎の約70〜75%が慢性化するとされています。
慢性C型肝炎は一般に軽症であることが多いようです。
しかしながら感染者の20〜30%は肝硬変になり、
その肝硬変が、肝臓癌へと進行することもあります。

治療に使われるのはインターフェロンです。
夢の新薬と期待されたのですが、効果はそれほどでもないことがあり、
逆に副作用が強く、苦しむ方も多かったようです。

最近は、IFNα2b(イントロンAレジスタードマーク)とRibavirin(リバビリン)との
併用療法により、効果が高まってきたようです。

肝炎には、以前は漢方薬の小柴胡湯が使われていましたが、
小柴胡湯とインターフェロンとの併用は
間質性肺炎のリスクが高まるとのことで
現在は併用禁忌となっています。

C型肝炎に効果があると期待されている健康食品・サプリメントとしては、
ラクトフェリンがあります。

ラクトフェリンは、初乳に多く含まれる成分で、
鉄結合性の糖タンパク質です。
母乳の他に、涙・汗・唾液などの外分泌液中に含まれます。

ラクトフェリンはC型肝炎ウイルス(HCV)のエンべロープに結合することで、
標的細胞への侵入を阻害します。

エンベロープ(envelope)は、C型肝炎ウイルスやインフルエンザウイルスなど
一部のウイルス粒子に見られる膜状の構造で、
ウイルスの基本構造となるウイルスゲノムおよびカプシドタンパク質を覆っています。
ラクトフェリンをC型肝炎の患者に経口投与すると、
血中のHCV濃度が低下したと報告されています。

牛乳などにも少し含まれますが、
量が少ないため、健康食品・サプリメントを利用するのが
一般的です。

ただし、あくまでも健康食品・サプリメントで
医薬品ではありません。
実際に効果があっても、そのようなことを宣伝すると、
薬事法違反となります。
最近は、景品表示法(景表法)や健康増進法での取締まりも
多くなってきています。

posted by HIRO at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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