日本小児歯科学会常務理事の田中歯科クリニック・田中英一先生、
昭和大学附属豊洲病院 小児科准教授・田中大介先生らが、
子どもの歯について小児歯科と小児科の両面から
「楽しい歯育ての工夫」や「子どもの心と体を育む栄養」と題して
12月8日(日)午後1時30分(開場午後1時)、
東京都中野区の中野区医師会館で講演を行うようです。
丈夫な歯から丈夫な体ができるということのようです。
虫歯などになると、栄養が充分に摂取できなくなり、
丈夫な体にならないのはわかりますが、
単にそれだけでなく、
歯周病になると、
糖尿病や心筋梗塞などの
生活習慣病(以前の成人病)のリスクが高まります。
虫歯や歯周病の予防は、
歯ブラシやによる歯みがきが基本です。
歯と歯の間は磨きにくいので、
歯間ブラシやデンタルフロス(糸揚子)の併用も効果的です。
通常の歯ブラシよりも
電動歯ブラシの方が磨く力は強いのですが、
使い方を誤ると、逆に歯や歯茎を痛めてしまうこともあります。
また、いくら磨く力が高くても、
歯ブラシが当たらない所のよごれは
落とすことができません。
丁寧に歯を一本ずつ磨くことが大切です。
歯みがきをする際に、歯磨剤(しまざい)を使うことが多いですが、
歯を削ってしまうといって、嫌う人もいます。
通常の歯ブラシであれば、それほど問題は無いようですが、
電動歯ブラシでは、強く磨き過ぎて歯を傷付けてしまう可能性があります。
電動歯ブラシを使う際は、専用の研磨剤の入っていない歯磨剤を使うようにしましょう。