2013年12月01日

フェレットは虫歯になりやすいってホント?


(コメント)
フェレットは、英語で、ferretと言い、
イタチ科に属する肉食性の小動物です。

イタチ科の仲間には、フェレットの他に、
イタチやカワウソ、アナグマなどがいます。

フェレットは、ヨーロッパケナガイタチ (Mustela putorius)
又はステップケナガイタチ( M.eversmanni) を
家畜として改良したものと言われています。

狼(おおかみ)を改良して犬(いぬ)にしたような感じでしょうか?

もともとフェレットは、ウサギや齧歯類などの獲物を巣穴から追い出し、それを猟師が狩る為に、
ヨーロッパでは、狩りに珍重されていました。
現在でも、このフェレットと使った狩は、イギリスやオーストラリアで続いています。

また、ネコと同じ様に、ネズミ退治にも利用されました。

コンパニオンアニマル、いわゆるペットとしての飼育の他に、
実験動物としても飼育されています。

「イタチの最後っ屁」という言葉がありますように、
イタチ科の動物は、肛門脇に肛門腺があり、
外敵に襲われた時や興奮した際などに非常に臭い液を飛ばします。

フェレットも同じイタチ科であるため、
かなり臭気が強いようです。

そのため、肛門腺除去手術を行って臭わなくすることが多いようです。

フェレットの食事は、少量を1日に何回かに分けて摂取し、
夜中に起きて食べることもあるため、
口の中は食べ物が付着した状態が長く続きます。
このためフェレットは、虫歯になりやすいと言われています。

フェレットの虫歯を防ぐには、
歯垢(しこう)のつきにくいフード、
すなわち、ドライフードを選ぶのが良いそうです。

更に、ヒトと同じように、歯みがきをすることも、
小さい頃から慣れさせれば可能だそうです。

ペット用の歯ブラシグッズも販売されていて、
これを利用するのが一番みたいです。

歯ブラシグッズがない場合は
ガーゼなどの柔らかい布を指に巻きつけて
拭き取るだけでもましなようです。

毎日できればいいですが、
できなくても可能な範囲で、
2〜3日に1回、1週間に1回など
磨いてあげると、フェレットの虫歯予防に良いようです。

人間も虫歯予防の為には、
歯みがきをきっちりとしたいものです。

虫歯を治す医薬品はまだ開発されていませんので、
虫歯は予防が一番です。
タグ:虫歯 医薬品
posted by HIRO at 20:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 虫歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック