2013年11月26日

ノロウイルスに変異株 世界的に流行拡大か


(コメント)
 俗に、「おなかの風邪」などと言われていたものが
実はノロウイルスによる食中毒ということがあるようです。
「腹に来た風邪」、「風邪による腹痛や下痢」などと言われることもあるようです。

日本での食中毒患者数の53%はノロウイルスが原因とのことです。
その他の食中毒としては、
カンピロバクター、サルモネラ属菌で、
この3種で、食中毒の8割を占めるようです。

食中毒の半分以上はノロウイルスによるもののようですが、
その70%は11〜2月に集中しているとのことです。

食中毒というと、梅雨から夏にかけての
高温多湿の時期に起こるイメージが強いですが、
ノロウイルスによる食中毒に関しては逆に冬のようです。

ノロウイルスに感染すると、24〜48時間で、
吐き気や嘔吐(おうと)、激しい腹痛、下痢、発熱(軽度)などの症状が出ます。
食中毒でない場合は、一般的には、感染性胃腸炎と診断されます。

先に書いたように、ノロウイルスによる感染症は、
風邪の一種と見られていましたので、
風邪薬を服用する人もいるようですが、
ノロウイルスに効果のある風邪薬はありません。

下痢などで体の中の水分が不足しますので、
こまめな水分補給が重要です。
脱水症にならないようにしましょう。

その他、整腸剤なども使われることがあります。

ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎に良く使われる漢方薬としては、
五苓散(ごれいさん)、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)、柴苓湯(さいれいとう)、真武湯(しんぶとう)葛根湯(かっこんとう)、小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)などがあります。

漢方薬はゆっくり効くというイメージを持たれている方も多いようですが、
証がピッタリと合えば即効が期待できます。
一服で症状がおさまることも少なくないようです。

ただ、漢方薬は、医薬品です。
証をはずすと、効果が無いばかりか、
誤治を起こして、逆に悪化することもあります。
必ず、専門家に相談してから、使用しましょう。

葛根湯は、一般には風邪薬として良く知られますが、
「太陽と陽明の合病、必ず自下利す、葛根湯之を主る」と言われるように、
下痢にも使われます。
通常の風邪にも、感染性胃腸炎、いわゆるお腹の風邪にも
どちらにも使えるのは、面白い所です。
posted by HIRO at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 風邪薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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