(コメント)
「70年前から食べ物も飲み物も摂取していない」とのことですが、本当でしょうか?
時々これと似たような話が出てきますが、時に嘘があったりします。
ところで、ヨガ(ヨーガ)というと、日本では、健康の為の体操・フィットネスのようなイメージが強いのですが、本来は、解脱する為のもので、宗教的な意味合いが強いものです。
真言宗や天台宗の「護摩」、「阿字観」等の密教行法や禅宗の座禅も、ヨガ(ヨーガ)に由来します。
このヨガ(ヨーガ)にも色々と種類があるようです。
主なものとして、ハタ・ヨーガ (Hatha yoga) 、ラージャ・ヨーガ (Raja yoga) 、カルマ・ヨーガ (Karma yoga)、バクティ・ヨーガ (Bhakti yoga)、ギャーナ・ヨーガ (Jnana yoga)、マントラ・ヨーガ (Mantra yoga)、ジャパ・ヨーガ (Japa yoga) 、クンダリニー・ヨーガ (Kundalini yoga) 、クリヤ・ヨーガ (Kriya yoga)があります。
フィットネス的な意味合いの強い、現代的なヨガ(ヨーガ)は、ハタ・ヨーガを基本として、フィットネス等の要素を取り入れたもののようです。
現代的なヨガ(ヨーガ)も色々な種類があります。
アシュタンガ・ヨーガ、パワー・ヨーガ 、マタニティ・ヨーガ、ホット・ヨガ、アヌサラ・ヨガ、ヨーガ・セラピー などの種類があります。
断食については、通常は水分は摂取しますが、この記事では何も飲んでいないということですので、絶飲断食ということになります。
通常の断食であれば、一ヶ月くらいは問題無いと言われますが、水分を摂らないと一週間くらいが限界と言われます。
70年間も飲まず食わずというと、現代医学的には、かなり異常です。
ただ、現代医学が全てではありません。
まだまだ人間の体には、わからないことがあります。
今回のインドの研究で、何か新しいことが発見されれば、今後に期待が持てます。
食べることは、生きる為に必要なことですが、一方では、食毒が貯まるなど、病気の原因ともなります。
この為、断食をすることにより、健康になるという考え方もあります。
断食をすると、まず、筋肉からグルコースが生成されるようになります。
更に断食を続けると、脂肪から脂肪酸をつくりそれがエネルギー源となります。
更に、脂肪酸などを分解してケトン(アセトン他)が生成されるようになり、脳やその他の臓器はグルコースではなくケトンを主要なエネルギー源とするようになります。
断食の効能として、消化吸収することがない状態に入ると、自然に体にたまった毒素を排泄する作用、すなわちデトックス効果があります。
もちろん、体重も減ります。
ただ、気を付けないといけないのが復食です。
断食した後に、脂っこいものなどを食べてしまうと、最悪の場合、死に致ることもあります。
復食の時は、猛烈な食欲が出ますので、注意が必要です。
このため、断食をするには、きちんとした指導者のもとで行うことが勧められています。
また、断食後は、筋肉が少なくなり、代謝が落ちていますので、通常の食事にもどすと、太りやすくなります。いわゆるリバウンドです。
痩せるために断食をすると、このリバウンドの為に、逆効果になりかねませんので、注意が必要です。