(コメント)
近年は、オゾン層が破壊され、紫外線が強くなり、皮膚ガンの増加が心配されています。
記事では、イギリス(英国)で、未成年者の日焼け用ベッド禁止法案で、成立の可能性高まったとのことです。
法律で規制するのは、少しおおげさな気もしないではないですが、2009年７月には、ＷＨＯ(World Health Organisation；世界保健機関)のＩＡＲＣ(International Agency for Research on Cancer；国際がん研究機関)が、「日焼け用ベッド」のがん発症リスクの分類を、最高レベルに引き上げましたので、やはり法律で規制するレベルであるのかもしれません。日焼け用ベッドは、皮膚や目に悪性黒色腫（メラノーマ）を引き起こし、癌を誘発するとしています。
「日焼け用ベッド」のがん発症リスク、最高レベルに引き上げ WHO
ですので、このような規制は必要かもしれません。
日本人のような黄色人種と、イギリスのような白色人種とでは、紫外線の影響は異なると思いますので、いたずらにイギリスの真似をする必要はありませんが、日本でも規制する意見が出てくるかもしれません。
ただ、これには、反対意見も出ていて、イギリスの日焼け用ベッドの業界団体は、「紫外線と皮膚がんの危険性が増大することとの関連性は、やけどなど過度に紫外線を浴びた場合にのみ生じる可能性がある」とする声明を発表したそうです。
また、『がん予防に実は「日光浴」が有効なわけ――ビタミンDの驚きの効力』という本も講談社プラスアルファ新書から出ています。
紫外線を浴びると、体内でビタミンＤが産生されます。
ビタミンＤは大腸がん・乳がん・肺がん・前立腺がんなど、消化器系がんや生殖器系がんに良く、更に、高血圧、脳卒中や心臓病、糖尿病、乾癬、結核などの感染症に対する免疫力アップにもいいとのことです。
こうなってくると、紫外線が良いのか悪いのかわからなくなります。
とはいえ、わざわざ高いお金を払ってまで、人工的な日焼けをする必要は無いと思います。
もし、日焼けしたいなら、屋外で、スポーツをしたり遊んだり、又は園芸作用や農作業をすれば良いのではないでしょうか？
その方が少しは健康に良さそうです。
ガン治療に使われる漢方薬・民間薬・健康食品類には、色々なものがありますが、体に合う・合わないもありますし、中にはお金もうけ目的のものもあるようですので、信用できるものを少しためしてみたら良いのではないかと思います。
余りにも高価なものは、注意が必要です。
シミを抑える漢方薬には、いわゆる駆瘀血剤(くおけつざい)である、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などが良く使われます。これに薏苡仁(よくいにん；ハトムギ)を併用することも多いようです。
桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えた桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)は、市販されていますし、保険でも使えます。
健康食品・サプリメントでは、ブドウ種子エキスが良く効きます。
ブドウ種子エキスの中でも、キッコーマンのグラヴィノールという原料については、しっかりとしたデータがありますので、これを使った製品が良いかもしれません。
ただし、３ヶ月くらいは様子を見る必要があります。
この他にも、抗酸化作用のあるビタミンＥ・Ｃ、カロテノイド、ポリフェノールなども、シミに効果があると言われてい移す。
ビタミンＥの中でも、γ−トコフェロールや、γ−トコトリエノールが最近、注目されてきています。
富士フィルムが参入して話題となったアスタキサンチンは、カロテノイド(カロチノイド)の一種です。
カロテノイドには、この他、リコピンやβ−カロテン、ゼアキサンチン、ルテイン、フコキサンチンなどもあります。
