(コメント)
クコの実がゴジベリーと呼ばれ、
モデル業界屈指のスーパーフードマニアとしても知られる、
ミランダ・カーも愛用しているそうです。
クコの実は、漢方では枸杞子(くこし)と呼ばれ、
滋養強壮作用、血糖降下作用、抗脂肝作用などがあると
されています。
クコの実の入っている杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は、
六味丸(ろくみがん)に枸杞子と菊花(きくか)を加えたもので、
アイケアに効く漢方薬として良く知られています。
この枸杞子がスーパーフードのゴジベリーとして
注目されているようです。
漢方薬や薬膳にも使われるのですから、
もともと効果はあったのでしょうが、
「スーパーフード」「ゴジベリー」というと
何となく最新のもののように感じられ、
若い人も抵抗なくなるのかもしれません。
記事では、含まれる成分として、
抗酸化成分として、β-カロテンやゼアキサンチン(zeaxanthin)がああげられていますが、この他、
ベタイン(betaine)や、ビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、リン、鉄、なども含まれています。
不老長寿に効果があると言われる枸杞子ですが、
記事では、美白効果を訴求しています。
美白効果は先に上げたゼアキサンチンも関与していると
考えられています。
ゼアキサンチンは、余り馴染みの無い方も多いかもしれませんが、
同じカロテノイド(カルチノイド)であるルテインの構造異性体で、
目の黄斑(おうはん)部や水晶体などに、一緒に存在します。
ルテインと同様に優れた抗酸化作用を持ちますので、
これが美白に効果があるのではないかと考えられます。