2016年01月30日

インフルエンザ、全都道府県で急増 「今後も感染者増える」と厚労省


(コメント)
今シーズンは暖冬で、インフルエンザの流行も遅れ気味のようです

前週の定点当たり報告数は、4.11だったのですが、
18〜24日に報告された定点当たり報告数は10.56となり
前週比6.45人増となっています。

全47都道府県で前週の報告数よりも増加がみられますが、
多いのは、
1.新潟県 (29.28)、
2.沖縄県 (18.22)、
3.青森県 (16.45)、
4.千葉県 (14.13)、
5.福岡県 (13.68)、
6.神奈川県 (13.06)、
7.岩手県 (12.75)、
8.埼玉県 (12.70)、
9.長野県 (12.67)、
10.秋田県 (12.22)、
となっていて、地域的な片寄りは無く、
全国的にインフルエンザの感染者が増えているようです。

インフルエンザの型としては、
AH1pdm09の検出割合が多く、次いでB型、AH3亜型の順で
報告が多くなっています。

なお、AH1pdm09の
「A」は「A型」のことで、
「H1」は「H1N1」の略、
「pdm」「パンデミック(pandemic)」の略、
最後の「09」は、「2009年」に流行したという意味で、
2009年に流行した、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)のことのようです。

2009年は大騒ぎになったのに、
今となってはこのインフルエンザにかかっても、
ほとんど問題にされないのはどうしてでしょうか?

そもそも2009年に流行した際も、
感染力は強いものの、致死率は通常のインフルエンザよりも
低いのではないかと言われていました。

これ入試という受験生も多いと思いますが
風邪やインフルエンザにかからないように
気を付けたいものです。

風邪薬は、風邪やインフルエンザには効かないと言われています。
もし、風邪やインフルエンザにかかってしまったら、
休息をとるのが一番です。

その前に、風邪やインフルエンザに感染しないように
予防するのが重要です。

風邪やインフルエンザの予防には、
手洗いやうがい、マスク、人混みを避ける
などがあります。

ココアにインフルエンザを予防する効果があるという研究もあります。
森永製菓の研究によると、ココアを飲むと、
「NK(ナチュラルキラー)細胞」が活性化するとのことです。

ココアに含まれる、ポリフェノールの一種であるカカオポリフェノールなどが、
ウイルスなどを攻撃するNK細胞を活性化し、免疫力を高め、
インフルエンザや風邪にかかりにくくなるようです。

この他、乳酸菌にも風邪やインフルエンザを予防する働きが期待されています。

風邪薬を飲む前に、このような身近な食べ物・飲み物で
予防した方が良いかもしれません。





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2016年01月26日

えっ…間違ってた!「風邪気味でもお風呂がイイ」理由&オススメ入浴法


(コメント)
私も親に「汚れは噛みつかない」と言われて、
風邪を引いた時は、お風呂には入れてもらえませんでした。

まぁ、昔の家で、冬の朝には
家の中の水道が凍って
水が出なくなることもあったので、
今より寒かったのは間違いありません。

記事にある
「昔の日本の家屋は、木造建築で隙間風が入りやすかったり、……せっかく入浴しても湯冷めしてしまうことが多い住宅環境でした。」
というのにあてはまっていたのでしょう。

最近は、家のつくりも良くなり、
隙間風が入ってくるのも余りありませんし、
エアコンなどの暖房器具も普及して、
湯冷めしにくくなっているので、
風邪を引いていても、入って良いということです。

逆に、お風呂に入ることで、
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が増殖し、
ヒートショックプロテインという蛋白質が増加し、
免疫力が上がるので、
風邪に良いこともあるようです。

ナチュラルキラー細胞は、自然免疫に関わるもので、
ウイルスの感染した細胞を破壊することで、
ウイルスの感染を防御し、
腫瘍細胞・がん細胞を攻撃する働きがあります。

ヒートショックプロテイン(熱ショックたんぱく質)は
抗炎症作用や、細胞保護作用があります。


ただ、お風呂に入ると体力を奪われてしまいかねませんので、
ほどほどの入浴にしたいものです。
無理して、お風呂に入る体力や気力がない場合に入ると、
逆効果になりかねません。

風邪を引いた時は、無理をせずに体を休めるのが
一番の薬です。

市販の風邪薬は、風邪の症状を抑える働きはありますが、
風邪そのものを治すわけではありません。
症状を抑えてしまうことで、
逆に回復が遅れたりすることもあるようです。


漢方薬で風邪に良く使われるものに葛根湯(かっこんとう)が
ありますが、
全ての人の風邪に葛根湯が効くわけでありません。

寒けがあって、首筋や背がこって、汗が無い
などが目標となります。

汗をかいているような状態で
葛根湯を飲んでしまうと
逆効果になりかねません。


このような場合には、
桂枝湯(けいしとう)や香蘇散(こうそさん)などを使います。


このように漢方薬は、使い方が大切ですので、
必ず専門家に相談して使うようにしましょう。
漢方薬は効果が出れば、すぐに症状が改善することもあります。



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2016年01月22日

寝る前スマホも!あなたにも潜む老化の新原因「隠れ炎症」とは…


(コメント)
記事で書かれている「隠れ炎症」とは、
「慢性的な炎症の中でも“自覚症状がない小さな炎症”のこと」
だそうです。

炎症(Inflammation)とは、
生体が何らかの有害な刺激を受けた時に免疫応答が働き、
それによって生体に出現した症候です。

一般的に良く知られる炎症は、
急性炎症の方で、
発赤 (rubor)、熱感 (calor)、腫脹 (tumor)、疼痛 (dolor)
を特徴としています。

記事に書かれている「隠れ炎症」は、
慢性炎症の一種で、
上記のような症状を自覚できません。

この慢性炎症は、
糖尿病や動脈硬化など、
生活習慣病(成人病)の原因と考えられています。

炎症が起こると、活性酸素も発生しますから、
従来、活性酸素が原因と言われていた病気も、
もとをたどれば、「隠れ炎症」が関わっているとも
考えられます。

近年、この慢性炎症が注目されています。

慢性炎症に効果のある健康食品・サプリメントとして、
EPA・DHAなどの
ω3(オメガスリー)(n-3)系の
食用油があります。

青魚由来のものが有名ですが、
植物性の、エゴマ油・シソ油、亜麻仁(アマニ)油(フラックスシードオイル)なども
ω3系の食用油として人気があります。

また、ポリアミンにも炎症を抑える作用があるとされています。
コンビ、オリザ油化、興人(こうじん)などが原料供給しています。
ポリアミンとは、1分子中にアミノ基を二つ以上含む脂肪族化合物のことで、
スペルミン、スペルミジン、プトレッシンなどがあります。

また、LPS(Lipopolysaccharide)も、
マクロファージを調整して、
慢性炎症を抑制する効果があると考えられています。

LPSは、エンドトキシン(endotoxin:内毒素)とも呼ばれ、
体に悪いものと考えられていました。
確かに、直接血管に入ると死んでしまうこともありますが、
口から入れた場合は、
マクロファージを活性化し、免疫を強化すると研究されています。

杣(そま)先生が中心となって
LPSの研究がされていて、
糖尿病や骨粗鬆症、アトピーなど
様々なものに効果が確認されています。

ただ、先に書きましたように、
学校では「毒素」として教わるので、
なかなか一般には普及しないようです。

その為、最近はLPSを「免疫ビタミン」と称して、
啓蒙をはかっています。


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2016年01月08日

頭痛・肌荒れの原因に!「末端冷え」がみるみる悪化する悪習慣3つ


(コメント)
今年は暖冬とは言え、朝晩はやはり冷えます。
「冷えは万病の元」ではありませんが、
「冷え」は体に悪いことは確かです。

記事では、この「冷え」を助長するものとして、
1:「3つの首」を冷やす
2:冷えていてもめぐりを良くするツボを押さない
3:少食・運動不足・慢性疲労のいずれかに当てはまる
の3つが上げられています。

1の「3つの首」とは、
首(ネック)、手首、足首の3つだそうです。

布が一枚だけしかない場合、
一番冷えないようにするには、
首に巻くのが良いと聞いたことがありますので、
なるほどと思いました。

首には、太い血管が通っているため、
暖かくすれば、暖かい血液が全身を流れ、あたたまり、
冷たくすると、冷たい血液が全身を流れ、冷えてしまいます。

首を暖かくするには、マフラーやネックウォーマーを使うと良さそうです。

同様に手首・足首にも太い血管が通っているので、
こちらも暖めると良いようです。
手袋や靴下を使って冷やさないようにしましょう。


2番の「ツボを押さない」というのは、
一般の人はツボのことを詳しくは知らないので、
していない人の方が多いのではないでしょうか?

3番の少食・運動不足・慢性疲労は、
やはり血行が悪くなりそうです。

ダイエットしようとして、
少食になると、エネルギー不足になって、
体が冷えてしまいます。

体が冷えると、ダイエットにも悪影響が出てしまいますので、
極端に食事を減らすのはやめましょう。

また、食事の中で、たんぱく質の割合を増やすと、
「冷え」を改善することができます。

たんぱく質は糖質(炭水化物)や脂肪に比べると、
エネルギーに変えようとして消化するときに、
胃が大量に消化酵素を出す必要があるため、
胃が激しく運動し、その際のエネルギーが
熱となります。

更に、たんぱく質が分解されてできるアミノ酸は、
余った分をそのままの形では、貯蔵することができません。
そのため、肝臓で、「脱アミノ基反応」と呼ばれる化学反応が起こり、
アミノ酸が別の物質に変化し、
このときに、やはり熱が発生し、体があたたまります。

寒いと体を動かすのが億劫(おっくう)になりがちですが、
筋肉は使わないと、段々と衰えていきます。
これを廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)といいます。

筋肉が減ると、当然ながら、熱の産生が弱くなりますので、
体が冷えやすくなります。

適度な運動は、その場で体を温めるだけでなく、
基礎代謝を上げて、冷えを改善します。
もちろん、体重を落とすのにも有効です。

posted by HIRO at 22:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月05日

便秘に下痢…お腹の弱い私は「内臓冷え」?見直すべきNG習慣3つ


(コメント)
「風邪は万病の元」ならぬ「冷えは万病の元」とでも言うような考えがあります。
高木 嘉子(たかぎ よしこ)先生、
進藤 義晴(しんどう よしはる)先生、
石原 結實(いしはら ゆうみ)先生
などが冷えに対して有名です。

一般的な西洋医学ではそれほど重要視されない「冷え」という症状ですが、
漢方では重要な症状の一つです。

「冷え」がある時に良く使われる漢方薬としては、
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、
真武湯(しんぶとう)、
人参湯(にんじんとう)
などがあります。

また、附子(ぶし)や紅参(こうじん)を
他の漢方薬と合わせて使用することも多いようです。

附子はトリカブトという植物の子根で、
毒性が高く、矢毒などとしても用いられています。

そのまま使用すると、毒性が強く、
トリカブト中毒で死んでしまった方もいらっしゃいますが、
加熱することで毒性は弱まります。

現在の日本で主に使われるのは、
生の附子(ぶし)ではなく、
加工して減毒した加工附子(かこうぶし)と呼ばれるものです。
以前は、白河附子や塩附子、炮附子などの附子もありました。
トリカブトの変わった加工方法としては、
童便(子供の尿)に漬けるというものもあります。

もし、附子中毒になった時は、黒豆(くろまめ)と甘草(かんぞう)を
一つかみずつ煎じて飲むと、解毒できるそうです。

ただ、日本で使われる一般的なエキス剤では、
アコニチンの量に規制がありますので、
まず、中毒になることは無いようです。

トリカブトの中毒で多いのは、
漢方薬として飲んだ場合よりも
山菜として間違って食べた時の方が
多いと考えられます。

紅参は、人参(いわゆる薬用人参、朝鮮人参)を蒸したものです。
日本の漢方薬としては、紅参は余り使われませんが、
韓国や中国では良く使われ、
また日本でもサプリメントとしては使われています。


現代の生活は、体を冷やす食材、食べ物、生活習慣が多く、
体を冷やしてしまう方が多いようです。

暑がりと思っていても、手足のほてりは、
実際は冷えから来ていることも多いようです。

ただ、逆に熱証の方もいらっしゃいますので、
見極めは必要です。

人参や附子を飲んでのぼせるような人は
熱証の可能性が高いと考えられます。

漢方薬は正しく使えば効果を発揮しますが、
間違って使用すると、効果が無いばかりか、
副作用が出ることもあります。

必ず専門家に相談してから使用するようにしましょう。
漢方薬は医薬品です。







posted by HIRO at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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