2015年08月25日

夏バテ予防には発芽米 自律神経調節など効果


(コメント)
 記事では発芽米と書かれていますが、
一般的には発芽玄米と呼ばれていたと思います。

 発芽米(発芽玄米)には、
腸内環境を整える食物繊維、ビタミンB1、
自律神経を調節するオリザノール、
ストレスを和らげるGABA(ギャバ)(γ-アミノ酪酸)と
いった栄養分が豊富に含まれていると書かれています。

「食物繊維は白米の約5倍」と書かれていて、
まるで、発芽することにより食物維繊が増えるかのようですが、
これは発芽米(発芽玄米)の食物繊維が増えているというよりも、
発芽米(発芽玄米)のもとが玄米なので、
もともと白米より玄米の方が食物繊維が多く、
その差が発芽米(発芽玄米)と白米との差であるように思われます。

記事では、発芽米(発芽玄米)と玄米との
食物繊維の量の差が書かれていないので、
誤解を招く、ちょっと不親切な表現だと思います。

ギャバは、GABAは正式名称をγ(ガンマ)- アミノ酪酸といい、
アミノ酸の一種です。
英語では、Gamma-Amino Butyric Acid と言い、
この頭文字を取り、GABAと略称されます。

ギャバの効能としては、
ストレスを和らげる他に、
集中力を高めたり、
高血を下げたりする働きもあります。

特定保健用食品(トクホ)の関与成分としても
ギャバは利用されています。


夏バテに有効なものとしては、
記事で紹介された発芽米(発芽玄米)の他に、
甘酒もあります。

こちらも米が原料ですが、
昔は夏の風物詩で、夏の季語にもなっています。

飲む点滴とも呼ばれ、最近、見直されてきています。

また、ブドウ(葡萄)も夏バテに良いという記事があります。
http://news2100.seesaa.net/article/404210741.html?1440506311

夏バテに良い漢方薬としては
清暑益気湯(せいしょえっきとう)が有名です。

ただ、漢方薬は医薬品ですので、
必ず専門家に相談してから使いましょう。

少し涼しくなってきましたが、
まだまだ暑い日もありそうです。

上記のものを利用して、
夏を乗り切りましょう。
posted by HIRO at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。