(コメント)
覚せい剤取締法違反容疑で起訴された
栩内(とちない)香澄美被告(37)は、
覚醒剤を使用していた事実は無く、
「鑑定の誤りであるか、仮に鑑定が確かならば、
第三者が何らかの方法で私に使用した。」と
無罪を主張しているようです。
不思議なのは、毛髪検査で
1回目は覚醒剤が検出されたのに、
2回目は覚醒剤が検出されなかったとされていることです。
「毛髪鑑定では、数か月から数年間の薬物使用を明らかにすることができる」
と言われていますので、
少々時間が経過していても、
覚醒剤が無くなることは無いと思われます。
色々と見ていると、
「脱色や染色処理によって毛髪中の薬物が漏出する」
というこが言われていますので、
髪の毛を染めたりすると、
覚醒剤も抜けた可能性もあります。
ただ、逮捕されてから、髪の毛を染めたりするのは難しいと思いますので、
やはり謎が残ります。
「毛髪に汗が付着した」という主張も無理があるような気もしますが、
何が原因なのでしょうか?
ASKA被告は、容疑を認めているのに対し、
栩内香澄美被告は
逮捕された当初から、
終始、否認していて、
その姿勢は変わらないようです。
板倉宏日大名誉教授(刑法)は、
栩内被告の主張が認められて無罪となる可能性はあるもり、
有罪になったとしても、ASKA被告ほどは量刑が重くならず、
懲役6か月、執行猶予4年ぐらいの判決になるのではないかと
話しているようです。
今後の成り行きが注目されますが、
次回は、9月9日午後1時半に、
行われるようです。
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