2014年07月23日

熱中症 必要時の冷房遠慮するな


(コメント)
 梅雨が明け、夏本番を迎えて、熱中症の患者が増えているようです。
熱中症は、体内の水分と塩分のバランスが崩れることで、
めまいや立ちくらみ、吐き気などの症状が表れます。

 熱中症のイメージとしては、
炎天下で運動をした時というのが
強いと思いますが、
高齢の方では、
室外でなく、室内でも、
温湿度が高ければ、
特に運動など、何もしないでいても
熱中症になってしまうことがあるようです。

熱中症を防ぐには、水分の補給が重要です。

運動をする時は、運動を始める前に飲み、
一時間おきくらいで、定期的に水分を補給することが重要です。

汗をかくと、ナトリウムなどの電解質も失われるので、
塩分の補給なども重要です。

水分補給と塩分補給を行う意味では、
ポカリスエットやアクエリアスのような
スポーツ飲料が良いかもしれません。

ただ、一般に日本人は食事で塩分を摂り過ぎていますので、
それほど積極的に塩分を摂る必要はないかもしれません。

熱中症を防ぐには、エアコン・クーラーを使った冷房も重要です。
節電も大切ですが、熱中症になったのでは、本末転倒です。

熱中症には、漢方では白虎湯(びゃっことう)や、
それに人参を加えた白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が良く使われます。

白虎湯の“白虎”は、
中国の伝説上の四獣神の1つで、西方を守護する秋の神です。
ちなみに、四獣神の残りの三つは、東の青竜、南の朱雀、北の玄武で、
それぞれ漢方薬に名前にもなっています。

白虎湯には、石膏が含まれ、構成生薬を混ぜた状態では、白く見えます。
(エキス剤は白くありません)

この石膏や知母(ちも)が体内の熱を冷まし、甘草や粳米が体液を潤します。
人参は、体液を潤し、元気を付けます。


また、水分が偏在している時は、五苓散(ごれいさん)なども使われます。

熱中症の予防策として、
スポーツドリンクに、麦門冬湯(ばくもんどうとう)を溶かして
少しずつ飲むのも良いそうです。

暑場の漢方の飲み物としては、六一散(ろくいちさん)という処方もあります。

漢方薬は医薬品です。
必ず専門家に相談して使用するようにしましょう。
病名や症状名だけで漢方薬を使うと、
思わぬ副作用が出る可能性もあります。



posted by HIRO at 06:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする