(コメント)
“燃える闘魂”アントニオ猪木のものまねで良く知られる芸人の春一番さんが、
7月3日、肝硬変のために、お亡くなりになったそうです。
まだ、47歳と若く、残念です。
ご冥福をお祈りします。
硬肝変の原因は、アルコール好きにあるのではないかと言われているようです。
もともとアルコールが好きで、2005年には、腎不全で入院しています。
その後、すい臓、肝臓、腎臓と内臓が悪くなり、
体重が激減していました。
更に、骨粗鬆症にもなり、長期休養していました。
最近は、酒は1日おきにたしなみ、
週末に営業するというスタイルで、
体調を考慮しながら仕事を続けてきたようです。
肝硬変とは、肝臓に生じた傷を修復するときにできるコラーゲンが
増加して肝臓全体に拡がった状態のことです。
腹水や食道静脈瘤、
肝性脳症、黄疸等の症状が問題となります。
肝硬変の症状としては、
くも状血管拡張、手掌紅斑、腹水、腹壁静脈拡張、黄疸、羽ばたき振戦、女性化乳房、睾丸萎縮などがあります。
肝硬変に利用される漢方薬としては、
大柴胡湯(だいさいことう)、
小柴胡湯(しょうさいことう)、
茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)、
茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)、
人参湯(にんじんとう)、
小建中湯(しょうけんちゅうとう)、
清暑益気湯(せいしょえっきとう)、
真武湯(しんぶとう)、
分消湯(ぶんしょうとう)、
などがあります。
ただし、漢方薬は医薬品です。
必ず、専門家と相談した使うようにしましょう。