2014年05月26日

歌手のASKA容疑者を逮捕、覚醒剤所持容疑 使用も所持も認めた



(コメント)
覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたものの、
最初は否認していたASKA容疑者でしたが、
一転して覚せい剤の所持と使用を認める供述を始めたそうです。
自宅で、覚せい剤の粉末が見つかり、
尿検査や毛髪鑑定でも覚醒剤が陽性反応だったので、
否認を続けるのは難しいとは思いますが……。
どうせ認めるのなら、最初から認めた方が良かったのではないかと思います。

自宅からは、覚醒剤の他に、
MDMA 約90錠も見つかっているとのことですので、
麻向法での取り調べもあると思われます。

それにしても、
約10カ月前に、『週刊文春』で、
覚せい剤使用疑惑の報道がありましたが、
その時に、やめられなかったのでしょうか?

今後は、違法薬物に手を染め始めた時期が焦点になるとのことで、

覚醒剤といえば、アンフェタミンとメタンフェタミンですが、
その他に、覚せい剤原料として、
エフェドリンとメチルエフェドリンも規制されています。

このエフェドリンやメチルエフェドリンは、
咳止めの薬として、
風邪薬などにも配合されています。

エフェドリンは、麻黄(まおう)と呼ばれる
漢方生薬から長井長義により発見されたものです。

麻黄は、漢方薬では、
風邪薬として良く知られる葛根湯(かっこんとう)や
ダイエット薬として良く知られる防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
などに利用され、メジャーな原料です。

麻黄は日本では医薬品にしか使用できませんが、
アメリカでは、麻黄はエフェドラと呼ばれ、
ダイエット食品などに利用されています。

この麻黄(エフェドラ)の入ったダイエット食品を輸入して販売すると
薬事法違反となりますので、
注意しましょう。


覚醒剤原料というと怖いイメージがありますが、
実際、過量に使用したりすると、
興奮、血圧上昇、動悸、頻脈(心拍数の増加)、発汗過多、排尿障害などの症状が出る可能性がありますj
狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患、高度腎障害、排尿障害、しばしば頻脈、心房細動(不整脈の一種)を伴う甲状線機能亢進症(バセドウ病)の患者さんなどは、症状を悪化させるおそれがあります。

ただ、医薬品にはリスクはつきもので、
これは覚せい剤原料であるからというよりも、
医薬品としての副作用と思った方が良いと思います。

良く言われますが、クスリは逆から読むとリスクになります。
リスク管理が大切です。
posted by HIRO at 06:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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