2014年05月25日

食べるだけで心を癒してくれる! 6つの癒し系フード



(コメント)
疲れているときに元気とパワーを与えてくれるのが癒し系フードの中で
おすすめとして、
 1.ブイヨンスープ
 2.エクストラバージン・ココナッツオイル
 3.リンゴ酢
 4.シナモン
 5.レモン
 6.フレッシュジュース
の6つが紹介されています。

1.のブイヨンスープは、
野菜を煮るだけなので、お手軽です。
以前、野菜スープによる健康法が流行したことがありますが、
ブイヨンも同じようなものかもしれません。

野菜は生で食べるとかさばりますが、
煮ると体積が減るので、
たくさん食べることができます。

加熱することで失われる栄養素もありますが、
それ以上に量を取れるので、
良いのではないでしょうか?


2のエクストラバージン・ココナッツオイルは、
食用油の一種で、
ラウリン酸という脂肪酸が含まれているそうです。
ラウリン酸は英語で、lauric acid と書きます。
IUPAC名(アイユーパックめい)は ドデカン酸 dodecanoic acid です。

ココナッツオイルの他に、アブラヤシ(パームヤシ)油などにも含まれていて、
抗菌作用があるそうです。

エクストラバージンと聞くと、
オリーブオイルのことを、思い出しますが、
オリーブオイルの専売特許では無いようです。

食用油以外の用途としては、
石鹸やシャンプーにも利用されています。


ラウリン酸は、母乳にも含まれていて、
赤ちゃんを病気から守ってくれる作用もあり、
赤ちゃんだけでなく、大人にもあるとのことです。

ラウリン酸は免疫力を高める働きがあり、
風邪やインフルエンザの予防に効果的です。

風邪薬は、風邪そのものを治す医薬品ではありませんので、
このような食品で予防できれば、いいですね。

また、脂質なのに、
ココナッツオイルはエネルギーとして効率よく燃焼し、
代謝を促進する効果があるそうです。
本当だとうれしい情報です。

3のリンゴ酢は、リンゴから作ったお酒のシードルを発酵させてつくります。
リンゴから作られますので、
リンゴ酢には、カリウムをはじめとする
ミネラル、ビタミン、抗酸化物質、アミノ酸を豊富に含んでいます。

豊富なカリウムは、塩分(ナトリウム分)を排出してくれるので
むくみの改善にも役立ちます。

バーモント療法といって、蜂蜜(はちみつ)とリンゴ酢を飲むのが
流行したこともあります。

ただ、体にいいリンゴ酢ですが、
酸性ですので、酸触歯(さんしょくし)には注意が必要です。

寝る前にお酢を飲んで
そのまま寝てしまうと、
酸により歯が溶けてしまって、
酸触歯になり、更に虫歯になる可能性が高まります。

お酢は酸性が強いので、
お酢を飲んだ後は、
必ずうがいをして、
口の中を中和しましょう。

さらに、しばらく時間をおいてから、
歯ブラシを使って、
歯みがきをしましょう。

酢を飲んだ直後に歯みがきをすると、
逆に歯をいためる可能性もあるそうです。


4のシナモンは、
漢方薬として使われる桂皮(ケイヒ)の仲間です。
京都のおみやげの、八つ橋(やつはし)にも使われています。

シナモンには、Tie2を活性化する作用があるとして、
注目されています。

また、シナモンには、強力な抗菌作用があり、
風邪やインフルエンザから身体を守ってくれる働きがあるようです。


5番目のレモンは、クエン酸を含みます。
クエン酸を豊富に含み、このクエン酸が疲労回復に役立ちます。
更にビタミンCも含まれていますので、免疫力をアップさせたり、
コラーゲンの産生や抗酸化作用により、
お肌のトラブル改善にも効果を発揮してくれます。

6番目のフレッシュジュースは、
果物由来の豊富なミネラル、ビタミン、抗酸化物質で元気を与えてくれます。

ただし、果物をジュースにすると、
吸収が良くなり、血糖値も上がりやすくなるので、
その点には注意が必要です。
特に食物繊維を除くようなジュースの作り方は、
余りおすすできません。
タグ:虫歯 風邪薬
posted by HIRO at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

血管の老化が生活習慣病の悪化要因か




(コメント)
 「人は血管とともに老いる」という言葉があります。
ウイリアム・オスラー(William Osler)という
カナダの医師が残した言葉です。
 日野原重明氏が影響を受けた医師としても有名です。

今回の記事は、
「高カロリー食の投与で引き起こされる血管老化が、
筋肉でのエネルギー消費を阻害して、
肥満や糖尿病などの生活習慣病を悪化させている可能性を見つけた」
という記事です。

実験を行ったのは、
新潟大学大学院医歯学総合研究科の南野徹(みなみの とおる)教授らで、
千葉大学との共同研究です。
対象はヒトではなくてマウスです。

記事には、「生活習慣病に血管の老化が深く関与しているという新しい視点」
と書かれていますが、
最初にウイリアム・オスラー(William Osler)の言葉をあげたように、
以前から血管の老化は生活習慣病に深く関わっていると考えられていたと思います。

ただ、生活習慣病により、動脈硬化になり、
動脈硬化により血管の老化が進んでいることは割合良く知られていますが、
逆に血管の老化が、
生活習慣病に影響があるというのは
良くわかっていなかったようです。

今回は、血管の老化により
筋肉への糖輸送なども障害されて、
骨格筋でのエネルギー消費が妨げられるということが判明したようです。
筋肉への糖輸送が障害されることにより、
余剰になったカロリーが内臓脂肪として蓄積し、
肥満や糖尿病がさらに悪化すると考えられます。

血管の老化抑制に、
DHAやEPAが効果があると言われています。

DHA・EPAは、食用油の一種である魚油に含まれる成分で、
二重結合に由来する抗酸化作用があります。

また、やせるホルモンと言われるGLP-1を増やす働きもあると考えられています。

DHA・EPAは、トクホとしても認められていて、
EPAは医療用の医薬品としても使用されている成分ですので、
効能は折り紙付きです。

DHA・DPAで、血管の老化を抑制し、
糖尿病などの生活習慣病も改善したいものです。
タグ:DHA
posted by HIRO at 09:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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