(コメント)
株式会社シャトレーゼは、
山梨県甲府市に本社のある
和洋菓子、アイスクリーム、パン、飲料の製造販売を行う企業です。
創業は、昭和30年12月20日ですので、
そこそこ歴史のある会社です。
資本金は、5,000万円で、
従業員数は、1,600人、
売上高は、平成25年3月末で、405億円
となっています。
企業理念は、
「シャトレーゼは、
お菓子を通じてお客様へと体と心の健康を、
そして幸せを提供し、
全てのお客様に喜ばれる企業でありたいと考えます。」
とのことで、
今回の記事のお菓子も、
この理念に沿ったものといえそうです。
「牛乳プリンいちごソース」は、1個63で、
搾りたての牛乳にオリゴ糖を加えたプリンに、
自家製イチゴソースをのせたものです。
オリゴ糖は、腸内環境を整える働きがあり、
オリゴ糖が腸内環境を整えることで、
便秘が改善するだけでなく、
様々な健康効果が期待できます。
腸管というと、食べ物を消化吸収するだけの所のようなイメージですが、
第二の脳とも言われ、
かなり重要な臓器のようです。
オリゴ糖はこの腸内環境を整えますので、
健康に良いと言われています。
そもそもオリゴ糖の「オリゴ」とは、
「少数の」とか「いくつかの」といった意味で、
オリゴ糖は、少数の糖が結合したもの、という意味です。
ただ、この定義では、
砂糖(ショ糖)や果糖もオリゴ糖になってしまいますが、
一般的にオリゴ糖と言った時には、
ヒトの消化酵素で消化されにくい、
難消化性のオリゴ糖のことを
単にオリゴ糖と言うことが多いようです。
健康食品・サプリメントとしても良く利用される
オリゴ糖ですが、実は
医薬品にも使用されているものがあります。
ラクツロース(LACTULOSE)は、
医薬品としても利用されるオリゴ糖で、
日本薬局方にも収載されています。
医薬品としての効能・効果は、
高アンモニア血症に伴う下記症候の改善
精神神経障害、脳波異常、手指振戦
となっています。
肝硬変などの高アンモニア血症などに利用されています。
ヒト消化管粘膜には、ラクツロースを分解する酵素が存在しないため、
経口投与されたラクツロースは消化・吸収されることなく、
下部消化管に達し、ビフィズス菌、乳酸菌によって
利用・分解され、
有機酸(乳酸・酢酸)を産生します。
この有機酸は下記の作用を有することが報告されています。
@腸管内のpHの低下をもたらす。
Aアンモニア産生菌の発育を抑制する。
B腸管内アンモニアの吸収を抑制する。