2014年05月17日

菊花ポリフェノールの尿酸値上昇抑制効果の仕組みを解明 - カネカ



(コメント)
 菊花は、「きっか」や「きくか」と読み、
漢方薬やお茶、食用として利用されています。

食用としては、
刺身のつまとして紫蘇の葉などと
一緒に出ているのを見かけるのが
多いのではないかと思います。

菊の花は単に見映えを良くするだけでなく、
食毒を抑える作用があると考えらています。

これを裏付けるものとして、
株式会社ポーラは、
菊花が体内のグルタチオン産生を
高める作用があることを発表しています。

また、弱い体温降下作用、
毛細血管抵抗性増強作用、
抗菌作用などもあります。

この他、日本大学薬学部・理学部 山形県衛生研究所により、
・発ガン効果の抑制
・コレステロールの低下
・中性脂肪を低下させる効果の研究結果
が発表されています。

菊花を配合した漢方薬としては、
・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
・釣藤散(ちょうとうさん)
・清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)
・滋腎明目湯(じじんめいもくとう)((腎気明目湯(じんきめいもくとう))
・洗肝明目湯(せんかんめいもくとう)
・蔓荊子散(まんけいしさん)
・明眼一方(めいがんいっぽう)
などがあります。

漢方では、
散風清熱,平肝名目.
風熱感冒,頭痛眩暈,目赤腫痛,眼目昏花.
の作用があると言われています。

今回の記事では、菊花のポリフェノールに、
尿酸の産生を抑制する作用と、
尿酸の排泄を促進する作用が確認されたとのことです。

尿酸値が高いと、痛風の原因になります。
また、他の生活習慣病とも関連が深いようです。

刺身のつまとして出て時は、
捨てたりせずに、
食べた方が良いのかもしれません。
ちょっと苦く、おいしいものではありませんが……







posted by HIRO at 15:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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