「お釜にポン Q10」は、もともとあった「お釜にポン」に
還元型コエンザイムQ10を加えたもののようです。
「お釜にポン」は、栄養機能食品で、
ビタミンEを関与する成分としています。
1粒入れて炊くと、お茶碗1杯で、ビタミンEが10mg摂取できるように
設定されています。
また、ごはんもふっくらつややかになるそうです。
この「お釜にポン」に、還元型のコエンザイムQ10を加えたのが、
今回の記事の「お釜にポン Q10」です。
ただし、ビタミンEの量は減っていて、
通常の「お釜にポン]がお茶碗1杯で、ビタミンEが10mgだったのに対し、
「お釜にポン Q10」では、ビタミンEは、8mgと、80%になっています。
ただ、還元型のコエンザイムQ10が、お茶碗1杯で、5mg摂取できますので、
原材料は、とうもろこしはい芽油、ゼラチン、還元型コエンザイムQ10、グリセリン、抽出ビタミンEとなっています。
価格は、15粒入で、税抜き480円となっています。
コエンザイムQ10は、もともと体内にある成分ですが、
年齢とともに減少します。
以前、大流行したことがありましたが、
実は、あの頃に使われていたコエンザイムQ10は、
酸化型のものです。
今回使用されているのは、
還元型のコエンザイムQ10で、
還元型のコエンザイムQ10の方が
効果が発揮しやすいと言われています。
酸化型のコエンザイムQ10も、
体内で還元されて、効果を発揮しますが、
年齢を重ねると、この還元力が弱くなってくるようです。
ただ、この還元型のコエンザイムQ10は、
抗酸化力が強いがゆえに、
逆に不安定でもあります。
「お釜にポン Q10」を使って、
お米を炊いた時に、
還元型のコエンザイムQ10は、
どれくらい残っているのか、
ちょっと気になります。
コエンザイムQ10は、もともと心臓病の
医薬品として使われていました。
食薬区分の改正で、
医薬品のみではなく、
健康食品にも使われるようになりましたが、
最初の頃はそれほど注目されていませんでした。
それが、テレビの人気番組で放送されると
急に注目を浴び、
原料価格が高騰しました。
そればかりか、全くの偽物も出回っていました。
現在は、ブームも去り、
落ち着いていますが、
根強い人気があるようです。
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