2014年05月12日

女性79.7%が「更年期障害に対する不安がある」と回答 -その対策は


(コメント)
ベネッセの調査で、女性の約8割に
更年期に対する不安がということが
わかったようです。

更年期とは、閉経前後5年くらいのことをいいます。
閉経の年齢は一般的には、50歳くらいと言われていますが、
個人差が大きいようです。
45歳以前に閉経する場合を早発閉経、
55歳以上の場合を晩発閉経と呼びます。

また、更年期と更年期障害とは厳密に言うと異なります。
更年期は、女性であれば、誰もが通過する通り道です。

一方、更年期障害は、
更年期の症状が日常生活に支障をきたすほど強くなったときのことを言います。

更年期・更年期障害は、
卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏に基づく
ホルモンバランスの崩れにより起こります。

このため、治療方法の一つとして、
欧米では、ホルモン補充療法(HRT)が普及しています。

ただ、ホルモン補充療法(HRT)は、
ガンになるリスクが高くなるとも言われ、
日本では余り普及していないようです。
その他の、ホルモン補充療法の副作用としては、
不正出血、乳房のハリや痛み、おりもの、下腹部のハリ、吐き気
などがよくあるようです。

治療方法としてはこの他に、
プラセンタによる治療や
漢方薬による治療もあります。

更年期・更年期障害に良く使われる漢方薬としては、
加味逍遥散(かみしょうようさん)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
女神散(にょしんさん)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
などがあります。


先に、更年期には、女性ホルモンの
エストロゲンが不足する旨を書きましたが、
女性ホルモンには、
肌の老化を防止したり、骨を丈夫に保つといった働きがあるので、
更年期対策は、エイジングケアと深い関わりがあるようです。

ベネッセの調査では、
エイジングケアの成分として知っているものは、
1位は、コラーゲンで、92.7%となっています。
2位は、ヒアルロン酸で、91.9%となっていて、
コラーゲンとヒアルロン酸はほとんど差が無く、
エイジングケアの成分として良く知られているようです。

3位は、コエンザイムQ10(CoQ10)で、87.9%とやや落ちますが、
まだまだ知名度は高いようです。

4位は、イソフラボンの86.8%、
5位は、ビタミンCの85.0%
だそうです。

女性向けのサプリメントの定番が出てきているようです。

4位のイソフラボンについては、
最近、エクオールというものが注目を浴びています。

大豆イソフラボンが、
腸内細菌によって「エクオール」に変わり、
効果を発揮しますが、
この大豆イソフラボンをエクオールに変えてくれる細菌を持っている人は
約半数だということで、
同じ大豆イソフラボンを摂取しても、
効果の出やすい人と、そうでない人が出てきてしまいます。

最近は、大豆イソフラボンではなく、
エクオールを利用したものも多くなってきています。


posted by HIRO at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

記憶力がアップする! 脳を刺激する6つの食品


(コメント)
記憶力がアップする、脳を刺激する食品として、
次の6つが上げられています。
1.ブルーベリー&ストロベリー
2.サーモン
3.ナッツ
4.コーヒー
5.ホウレン草
6.水

1の、ブルーベリー&ストロベリーに関しては、
多く摂取している人は脳の認知能力レベルが高いという研究結果があるそうです。
更に、ベリー類に含まれているポリフェノールの一種であるフラボノイドは
認知力の老化を防ぐ効果があるとも考えられているようです。
ブルーベリーと言えば、アイケアのイメージが強いですが、
頭にも良いのでしょうか?

受験生などのおやつや夜食にブルーベリーを使ったものを使うと
良いかもしれません。


2のサーモンに関しては、
DHA(ドコサヘキサエン酸)を含み、更に、
アスタキサンチンを含むという点で評価されているようです。
DHA(ドコサヘキサエン酸)には、
神経細胞同士の情報伝達力を向上させる働きがあると考えられています。
アスタキサンチン、血液脳関門(ブラッドブレインバリア:BBバリア)を通過できるという
カロチノイドとしては、珍しい成分です。

血液脳関門とは、脳を保護する為に、
余計なものが血液から脳に入ってこないようにする
関所のようなものです。

同じ抗酸化成分とされているビタミンCやビタミンE、βカロテンは、
この血液脳関門を通過できないとされています。

DHAやアスタキサンチンは、
脳機能に良いのは良く知られていますが、
実はアイケアにも良いと考えられています。
先のブルーベリーもアイケアと脳機能が改善が期待できるので、
もしかすると、アイケアと脳機能とは
関係が深いのかもしれません。

3のナッツは、ビタミンEを豊富に含み、
このビタミンEが記憶力の劣化を防ぐ作用があるとのことです。

4のコーヒーには、カフェインが多く含まれており、
このカフェインが記憶力を強化するとのことです。
ただ、カフェインは、お茶や紅茶、烏龍茶などにも含まれていますので、
コーヒーで無くても良いのでしょうか?

カフェインには、眠気ざましの効果もありますので、
これまた、受験勉強などにも良さそうです。
ただ、眠い時には無理せず寝た方が、
体にも記憶にも良いようです。

記憶には関係ありませんが、
コーヒーには、糖尿病や肝臓病のリスクを下げるとも言われていますので、
中高年になって、メタボなどか気になる人は、
コーヒー摂取で記憶力も上がり良いかもしれません。


5のホウレン草は、記憶力をアップさせるだけでなく、
脳の老化を防ぐ作用があるといわれているそうです。
ホウレン草に含まれているグルタチオンという抗酸化物質が
脳細胞の損傷を避けて、損傷を修復する働きをし、
認知機能の低下を予防する作用があるそうです。

記事では抗生物質と書かれていますが、
多分、抗酸化物質の間違いだと思います。

グルタチオンは、健康食品・サプリメントとしても利用されていますし、
医薬品としても利用されています。

医薬品の効能としては、
薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)、金属中毒、妊娠悪阻、晩期妊娠中毒
となっています。

いわゆる解毒剤です。


最後は水です。
身近な水ですが、水を飲むと頭の回転が速かったという研究結果があるそうです。
更に、記憶力を向上させ、
集中力も向上させる効果があるとも言われているようです。

頭を良くするには、栄養素の摂取だけでは無理で、
頭を使う訓練も必要です。


posted by HIRO at 07:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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