2014年04月16日

関節リウマチに中国の伝統薬用植物 雷公藤(らいこうとう)が効果

(コメント)

タイワンクロヅルは、中国で雷公藤(らいこうとう)と呼ばれる植物で、
日本でも変種であるクロヅルが自生しています。

日本では余り雷公藤(らいこうとう)は使用されていませんが、
中国では昔からリウマチの薬として使われてきました。

今回の記事では、雷公藤(らいこうとう)と
メトトレキサートとで、
リウマチに対する効果を比較した所、
雷公藤(らいこうとう)の方が良く効いたというものです。

ただし、メトトレキサートの使用量が少なかったり、
二重盲検(にじゅうもうけん)ではないので、
プラセボ(プラシーボ)効果が医師にも患者にも
あった可能性があったりと、
この試験だけで、雷公藤(らいこうとう)の方が効果が高いとは
言い難い面もあります。

今回の試験は、中国のものですが、
以前にアメリカで行われ、
Annals of Internal Medicine 2009年8月18日号に掲載されたものもあります。
概要としては、下記のとおりです。
アメリカの活動性関節リウマチの患者121人を
無作為に2つのグループに分け、
60人のグループに雷公藤(らいこうとう)の抽出物を一日180mg、
61人のグループに免疫調節薬のサラゾスルファピリジンを一日2g投与して比較しました。
その結果、24週後に症状が20%以上改善した者の割合は、
雷公藤(らいこうとう)群が65.0%、
サラゾスルファピリジン群が32.8%で、
雷公藤(らいこうとう)の方が高かった、
というものです。

日本でも一部の人には注目され、
研究されていますが、
実際の医薬品となるには、
まだまだ難しい状況のようです。
posted by HIRO at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする