アメリカで、食品の表示が大幅に変わるとの記事ですが、
日本でも食品表示の変更がありそうです。
現在は、栄養成分表示は義務化されていませんが、
今後は、栄養成分表示が義務化される方向です。
また、今まで、栄養成分表示には、
トランス脂肪酸の表示は、特にはありませんでしたが、
これも記載するようにしようという方向に進んでいます。
トランス脂肪酸の表示については、まだ正式には決定していませんが、
アメリカなどでも表示されていることから、
日本でも表示が義務化される可能性は高いと思われます。
記事で、
「これまでの米国の食品ラベルでは、1人前のアイスクリームの分量を「半カップ」と表示したり、マフィン1パックを「2人前」と表示したりしていたが、新規格では禁止される。表示された栄養成分が1袋・箱分のものなのか、1人分についてなのかといった混乱をなくすためだ。」
と書かれていますが、
日本の場合も似た所があります。
100gあたり、又は100mLあたりの栄養成分表示を行っているものもあれば、
一食分の栄養成分を表示をしているもの、
一袋の栄養成分を表示しているもの等、
商品によって様々です。
TPPの交渉が進めば、
日本でも、同様の規制が入るかもしれません。
ただ、スティック分包したインスタントコーヒーが
沢山入ったものの場合、
一箱の表示よりも、一包の表示の方が適切な気もします。
ただ、日本でもアメリカでも、表示を変えたからといって、
どれほど、健康に効果があるのかは疑問です。
一々、栄養表示を見て食べている人は、
ほとんどいないような気もします。
また、日本では加工食品については
栄養成分表示が義務化されますが、
外食やパンやケーキのように、
お店で製造してそのまま販売するような商品には、
栄養成分は義務化されていません。
例えば同じ弁当でも、
コンビニで買う弁当は、栄養成分表示は必要になりますか、
「ほか弁」のような所で買うと、
栄養成分表示は必要ありません。
家庭で料理を作る場合も、当然ながら、栄養成分はありません。
そう考えると、加工食品の栄養表示だけでは不充分な気もします。