2014年01月06日

発展途上国で肥満が急増、英シンクタンク

(コメント)
肥満といえば、先進国の問題かと思っていましたが、
発展途上国の方が、豊かな国よりも肥満・過体重の人が多くなっているそうです。
1980年には、2億5千万人だった発展途上国における肥満や過体重の人が、
2008年には、9億4百万に増えたとのことです。
同じ時期に、先進国でも、
3億2100万人から5億5700万人へ増えていますが、
発展途上国の方が増え方が急激です。

過体重と肥満の違いについては、
世界的には一般に、
BMI が 25.0 以上を過体重 (overweight) 、
30.0 以上を肥満 (obesity) と呼んでいるようです。

肥満と肥満症との違いは、
肥満は単に太っていることで、
肥満症は、症候性のものです。


発展途上国で肥満が増えた理由としては、
収入が増加するにつれて穀物やイモ類より肉や脂肪、
砂糖をより多く食べるようになった食生活の変化や、
生活の中で座っている時間が増えたことなどが発展途上国で肥満が増えた原因だと考えられているようです。

アメリカでの肥満が問題になっているのは、
ハンバーガーなどのいわゆるジャンクフードを食べる低所得者層です。
高所得者は食事などに気を使っているので、肥満者は少ないと言われています。

発展途上国での肥満が増えているのは、
アメリカで低所得者が肥満になりやすいのと
同じような理由の見えます。

肥満の原因は、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスがくずれ、
摂取エネルギーの方が多くなってしまうことが原因です。
つまり、食べ過ぎと運動不足が原因です。

肥満を解消するには、食事と運動が基本です。
体重を落とすだけであれば、食事の量を減らすのが手取り早いですが、
食事の量を減らすだけだと、筋肉が落ちてしまい、
その後食事をもとにもどすと、
逆に太ってしまいます。
いわゆるリバウンドです。

このリバウンドを避けるためには、
運動することが必要です。
運動そのもので消費するエネルギーは
それほど多くはありませんが、
筋肉を付けることで、基礎代謝が上がり、
リバウンドしにくくなります。

ダイエットは一生続ける必要があります。
急激なダイエットは、リバウンドにつながります。
続けやすい、無理のない食事と運動が重要です。

肥満に使われる漢方薬としては、
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
大柴胡湯(だいさいことう)
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
九味半夏湯(くみはんげとう)
などが有名です。

慢性病には、瘀血が関わっていることが多いので、
駆瘀血剤である桃核承気湯(とうかくじょうきとう)桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などを
体質や症状に合わせて併用した方が良いことが多いようです。

漢方薬は、薬事法上のれっきとした医薬品です。
医薬品ですので、使用を誤ると思わぬ副作用が生じることがあります。
必ず専門家に相談して使用するようにしましょう。

なお、防風通聖散などの下剤の入った漢方薬をやせる為に服用する際、
もともと便秘の人は、便通が1日2〜3回ある程度に加減した方が良いとも言われています。
毎日、便通があると、調子が良くなり、逆に太ってしまうこともあるそうです。

posted by HIRO at 06:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする